SNS運用代行ガイド|費用相場・業務内容・会社の選び方を解説
Date : 2024/07/25
本記事では、SNS運用代行で依頼できる業務内容や依頼するメリット・デメリットの解説に加え、SNS運用代行会社を選ぶ際のポイントについてもご紹介していきます。
「SNSで自社のプロモーションをしたいが、ノウハウがなく、やり方がわからない」「社内で十分な運用リソースが確保できず、コンテンツ作成に時間が割けない」等のお悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- SNS運用代行とは?
- 依頼することによるメリット・デメリット
- SNS運用代行の選び方
SNSアカウント運用に関連したお役立ち資料は下記からご覧いただけます。
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SNS運用代行とは
SNS運用代行とは、企業や個人のSNS公式アカウント運用を、ノウハウのある専門家が代わりに行ってくれるサービスです。
アカウント立ち上げやKGI/KPIの設定といった戦略設定から、投稿企画やコンテンツ制作費、コメント対応などといったアカウント運用、投稿分析やレポーティング、改善施策の策定など、SNS運用で発生する業務を広く委託することができます。
企業や個人は自身の強みやメッセージを専門家に伝え、専門家がそれを基に適切なコンテンツを作成し、スムーズなSNS運用を実現することができます。「認知拡大・ファンづくり」「購買・行動喚起」「CRM・コミュニティ醸成」といった目的にあわせて、時間と手間のかかるコンテンツ作成や、エンゲージメント数の増加などの課題を解決してもらえるのが特徴です。
223社アンケート調査から分かるSNS運用の課題
SNSは無料登録でき、企業も気軽に商品・サービスを宣伝することができるため、運用代行会社を使うほどではないと考える企業も少なくありません。
以下は、弊社のSNS研究チーム「サキダチラボ」が、223社を対象におこなった調査です。
Instagram運用における課題を聴取したところ、予算のほか、ノウハウやリソース、データ分析・考察の面で課題を感じている企業が多いことがわかりました。
Instagram運用の問題・課題 | 事業会社 | 代理店 |
---|---|---|
SNSマーケティングの知識やノウハウが不足している | 54% | 44% |
人手・時間が足りない | 52% | 51% |
データ分析や考察ができていない | 26% | 15% |
社内でInstagramを運用する場合、多くは“本業”との掛け持ちとなります。
この点、運用代行会社を利用すれば、社内における時間や労力を大幅に削減できるだけでなく、自社でイチからノウハウをためる必要がないため、スピーディーにアカウントを軌道に乗せることができます。
Instagram運用で成功のカギを握ると言っても過言ではない「分析・改善」部分も、運用代行会社であれば、自社の成長フェーズや競合他社の状況を踏まえた、より専門的な角度から実施できるため、アカウントの順調な成長も期待できるでしょう。
【調査概要】 調査期間:2023年12月5日〜2023年12月22日 調査対象:テテマーチとつながりのあるお客様で、Instagramの活用に関わる方 有効回答数:223(事業会社:168、支援会社:55) |
SNS運用で代行できる業務内容
運用代行で依頼できる業務は非常に多岐にわたります。以下は、主な業務内容一覧です。
- アカウント開設・コンセプト策定
- 投稿計画、企画案作成
- 投稿文、投稿画像作成
- いいね・コメントのチェック、返信
- 分析、レポート作成
- 投稿改善提案
- 広告ターゲット提案、広告運用
- キャンペーン企画・運用
ここでは、具体的にどのような業務内容を依頼できるのか、解説していきます。
具体的な業務内容を把握しておくことで必要なサービスを選択でき、無駄な費用を払うことなく、効果的なSNS運用を実現することができます。
また、運用代行会社とのコミュニケーションにおいても、具体的な依頼内容を伝えることで、意思疎通をスムーズに行い、期待通りの成果をあげることに繋がりやすくなります。
アカウント開設・コンセプト策定
SNSプラットフォーム上での規約に沿ったアカウント作成やプロフィール設定、アカウントのブランディングのため運用コンセプトを策定していきます。
運用コンセプトの策定は、ブランディングや目標達成に向けた戦略のことを指します。具体的には、ターゲット象の整理、運用目的の整理、ターゲットのニーズに合ったコンテンツ発信の方針策定などが含まれます。
投稿計画、企画案作成
ユーザーの関心を引き付け、コンテンツの一貫性を保つためには戦略的な投稿計画と企画案が必要です。目標設定に基づき、投稿のタイミング、内容、テーマなどを計画し、コンテンツの企画を立案します。目的にあわせ、季節やトレンドにあわせた投稿を計画する場合もあります。
投稿文、投稿画像作成
各SNSのユーザー属性やフォロワーのニーズを踏まえて態度変容につながる投稿文や画像を作成し、SNSに投稿します。例えば、認知拡大を目的としている場合にはトレンドワードと絡めたキャプションやユーザーの目を引くクリエイティブにする、ブランドの理解促進やファン化を目的としている場合にはアカウントのコンセプトにそってブランドを体現するようなキャプションや統一感のあるクリエイティブにするなどといった工夫が挙げられます。
いいね・コメントのチェック、返信
ユーザーからのリアクションをモニタリングし、いいねやコメントに対する適切な返信を行います。コミュニケーションを活発化させ、フォロワーとの関係を深めます。
分析、レポート作成
実際に発信した投稿のパフォーマンスを分析し、成果や効果を定量化します。具体的には、投稿のエンゲージメントやリーチ、フォロワーの増減などの数値を分析し、レポート化する業務です。
これにより、どの投稿のエンゲージメントが高く、ユーザーが求めている情報なのかといった戦略の評価や改善点の特定が可能になります。
< 参考記事 > Instagram運用の勝ちパターンを探る!3つの分析視点と改善のコツ
投稿改善提案
分析結果をもとに、投稿の改善案や戦略の調整を提案します。投稿の効果を最大化するために、定期的な改善が必要です。
広告ターゲット提案、広告運用
広告キャンペーンのターゲット設定や広告クリエイティブの作成を行います。適切なターゲットに届くような広告キャンペーンを実施することで、目標達成に貢献します。
キャンペーン企画・運用
特別なイベントやキャンペーンにあわせた企画と運用を行い、ブランドの認知やエンゲージメントの増加を促進します。企画には、目的達成へ向けてどのキャンペーンを実施するべきか(フォロー&いいいね、フォロー&リポストキャンペーンなど)や活用するSNSの選定、ハッシュタグやユーザーアクションを含めた投稿内容の検討などが含まれます。また運用には、投稿代行や当選者の選定、当選連絡などが含まれます。
< 参考記事 >
▷テテマーチのSNSアカウント運用は下記から詳細をご覧ください。
参考:データ×アイディアで心を動かすSNSアカウント運用
SNS運用代行に依頼するメリット
続いて、SNS運用代行を活用するメリットについてお伝えしていきます。
SNS運用にかかる時間を減らすことができる
1つ目のメリットは、SNS運用にかかる時間を減らすことができることです。
社内にSNSを運用しているものの、運用体制やノウハウ不足の面で課題を感じている企業も多いのではないでしょうか。投稿企画・制作、コメント対応、分析など、SNS運用の多くのタスクを代行してもらうことで、本業に集中できる時間を確保することができます。特に、ノウハウがない場合や複数アカウント運用している場合には時間的な負担が大きくなります。
複数業界の運用支援をしているプロに委託するのであれば、フォロワーを増やすために注力すべき指標、SNSアカウント運用における勝ちパターンを発見するための分析方法、業界標準値を踏まえたKPIの設計方法などといったSNS運用の定石を把握しているため、ノウハウを1から自社で貯める必要はありません。
ブランドとして担保すべきコンテンツ品質で定常的に発信し続けることができる
2つ目のメリットは、ブランドとして担保すべきコンテンツ品質で定常的に発信し続けることができることです。
プロの目線で、テキスト・画像・動画など様々なフォーマットを活用したユーザーのニーズやブランドのコンセプトに合わせたコンテンツを企画・制作することができます。また、定期的な投稿スケジュール設定は、フォロワーのエンゲージメントを高めることにもつながります。
最新のトレンドを押さえたコンテンツやキャンペーンを提案してもらえる
3つ目のメリットは、最新のトレンドを押さえたコンテンツやキャンペーンを提案してもらえることです。
「どのSNSで情報発信すればいいか悩んでいる」「ターゲット層にエンゲージメントされるコンテンツがわからない」このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
SNS運用を専門とした運用代行会社に依頼すれば、最新トレンドやユーザーニーズを常に分析し、適切なハッシュタグの選定や、他のアカウントとの連携なども含め、効果的なコンテンツ戦略を提案してくれます。また、ターゲットに関するトレンドだけでなく、プラットフォームの最新機能やアルゴリズムについても知ることができるでしょう。
炎上リスクを低減できる
4つ目のメリットは、炎上リスクを低減できることです。
炎上を軽減するための事前分析や、炎上時の迅速な対応、リスクマネジメントなどをサポートしてくれます。企業やブランドイメージを守るために欠かせない要素です。
本記事とあわせて「【2023年10月施行】ステマ規制を学ぶ13の質問とプロモーションの対策」もご活用ください。2023年10月1日から景品表示法違反となった「ステルスマーケティング」(通称:ステマ)についての概要や背景について解説しています。また、皆さんからいただいた質問や具体的な事例についてもQA形式で回答しています。
SNS運用代行に依頼するデメリット
次に、SNS運用代行を活用するデメリットについてお伝えします。
社内にノウハウが蓄積されにくい
1つ目のデメリットは、社内にノウハウが蓄積されにくいことです。
将来的に自社で運用する場合、必要な知識や経験するのに時間がかかり、人材育成コストが発生する可能性があります。
ある程度の費用がかかる
2つ目のデメリットは、ある程度の費用がかかることです。
委託したい業務内容や運用代行会社によって料金プランは異なりますが、月額数万円~数十万円程度の費用が発生する可能性があります。
SNS運用代行の費用相場
Instagram運用の費用相場
・トータル支援:月額50〜100万円程度
対応内容:投稿企画・作成からいいね・コメント対応、分析、レポートまでトータルで対応
・レポート支援:月額40万円程度
対応内容:社内へのノウハウ蓄積を目指した分析・レポート中心の対応
・投稿/制作支援:月額10〜30万円程度
対応内容:投稿作業のみ、画像や動画制作のみといった、業務の一部を切り出した対応
X(旧Twitter)運用の費用相場
・トータル支援:月額50〜100万円程度
対応内容:投稿企画・作成からいいね・コメント対応、分析やレポート作成、投稿改善提案までトータルで対応
・分析・改善部分を除く支援:月額10万円〜50万円程度
対応内容:分析やレポート作成、投稿改善提案などを除く業務対応
・投稿/制作支援:月額5万円〜10万円程度
対応内容:投稿画像制作もしくは投稿文作成・投稿など、業務の一部を切り出した対応
Tiktok運用の費用相場
料金体系には大きく分けて「月額報酬制」「成果報酬制」の2つがあり、特に前者が主流となっています。
<相場>
■ 月額報酬制:
月額 約40万円〜150万円程度(支援範囲によって変動)
※アカウントコンセプトの設計や体制構築などの初期費用は別途発生
■ 成果報酬制:
成果をフォロワー数とした場合、「フォロワー増加数 × CV数」の計算式で料金が決まります。
(例)フォロワー増加数×100円〜・CV数×1000円〜(成果に応じて報酬発生)
費用の揺れは、支援範囲によって変動します。
以下の業務を全て依頼する場合は費用が膨らみますが、サポート作成に特化した支援範囲とする場合は費用を抑えられます。
- 運用管理、設計
- 動画制作(台本作成・撮影・絵コンテ作成・編集)、キャプション作成
- 投稿代行
- レポート作成
- 定例会
成果報酬型の場合はムラがありますが、いずれにしても、月に数十万円以上のコストは見ておいた方が良いでしょう。
外注せずにSNS運用するなら分析ツールの利用がおすすめ
Instagram分析ツール
テテマーチが運営するInstagram分析ツール『SINIS for Instagram(サイニス フォー インスタグラム)』は、⾃社アカウントの分析から競合他社の分析、消費者のUGCを分析する機能まで、オールインワンで搭載しています。
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- アカウントの変化を検知・通知し、分析をサポート(ex:「フォロワー増加数が、他の⽇より〇%多いです」など、アカウントごとにカスタマイズされた分析を提⽰)
- 「エンゲージメント率」順など、フィード投稿の並び替え
- 45⽇分のデータをCSV形式でダウンロード
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X(旧Twitter)分析ツール
テテマーチが運営するX(旧Twitter)分析ツール『SINIS for X(サイニス フォー エックス)』は、⾃社アカウントの分析から勝ちパターンを発見する機能、自動レポート作成機能まで、オールインワンで搭載しています。
無料の「LITEプラン」でも豊富な機能をご利用いただけます。
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SNS運用代行会社の選び方
SNS運用代行を検討する際には、自社の課題や目的にあったサービスを提供している会社を選ぶことが重要です。
運用したいSNSに対応してくれるか
それぞれのSNSには異なるアルゴリズムやユーザー層が存在しており、最適な運用方法も異なります。対応SNSが限られていると、戦略に合致した運用は難しくなるでしょう。
例えば、Instagramでは、ファッションやフード、ライフスタイル、旅行などの商品やサービスの魅力を視覚的に訴求できます。YouTubeの男女比が同程度なのに対し、Instagramではどの年代においても女性の利用率が男性の利用率を上回っているのが特徴です。近年の傾向ではリール投稿のようなショート動画コンテンツが伸長している傾向にあります。
X(旧Twitter)は世の中の出来事や企業の商品やサービスに対して本音を投稿しやすく、企業のマーケティングリサーチに向いています。今起きている出来事を即座に知らせたり、知ることのできるリアルタイム性に優れているのも特徴の一つです。
また、TikTokは10~20代のユーザーが圧倒的に多く、Z世代をターゲットにしたマーケティングに向いているといえます。上記のようなプラットフォームとは異なり、コンテンツ起点で情報が広がるアルゴリズムのため、フォロワーに依存しにくい発信力を持っています。
対応SNSと各SNSの運用実績は必ず確認しましょう。また、複数のSNS運用を希望する場合には、複数のSNSに対応している会社を選ぶと、運用しているSNS間で連携した施策を実施しやすくなります。
KGIの視点でSNS運用をしてくれるか
あくまでもSNS運用は、数あるコミュニケーション・プロモーションの中の一手段に過ぎません。
「SNSのフォロワーを増やすこと」「エンゲージメントを伸ばすこと」など、“SNSの成長”そのものが運用の目的になってしまっては本末転倒です。
よりビジネス貢献するSNS運用をおこなうためには、SNSの知見だけでなく、SNS外のチャネルも含めた総合的なマーケティングの知見、マーケティングファネル全体を捉えることができる知見が必要だと言えるでしょう。
企業やブランドが目指す最終的なゴールを大前提とし、そこに対し「SNS活用がどのように寄与するのか」という観点から、KGI設計・コンテンツ提案してくれる運用代行会社を選ぶのが良いでしょう。
自社の業界の運用実績(ノウハウ)・再現性はあるか
競合他社との差別化や効果的な運用には、SNSに関するノウハウだけでなく、業界理解が必要不可欠です。例えば、Instagramでは業界ごとにフォロワー・エンゲージメント率の傾向や効果の高いコンテンツ傾向が異なります。
下記の図はテテマーチが運営するInstagram分析ツール『SINIS for Instagram(サイニス フォー インスタグラム)』に登録されたアカウントデータを用いた調査結果です。 65,721件のフィード投稿を対象として、25の業界別のフォロワー数・エンゲージメント率でバブルチャートで傾向を見るとメディア系、ブランド公式系、実店舗系のアカウントで傾向が異なることが分かります。
- メディア系:フォロワー数が比較的多く、(フォロワー数のわりに)エンゲージメント率が比較的高い
- ブランド公式系:フォロワー数は並程度で、エンゲージメント率は業界によって高低差が大きい
- 実店舗系:フォロワー数は比較的少ないが、エンゲージメント率は業界によって高低差が大きい
このように業界やアカウントの種類によって数値傾向は異なります。 自社業界のフォロワー数やエンゲージメント率の傾向を理解し、業界の特色にあったSNSアカウント運用とするためにも運用代行会社を選ぶ際には具体的な運用実績を確認し、さらには再現性があるかも確かめましょう。
テテマーチのSNSアカウント運用支援サービス
対応SNS
- X(旧Twitter)
- TikTok
主要媒体は上記の3つですが、その他にもYouTubeやnoteでのコンテンツ制作を行った実績もございます。
サービス内容
01:戦略設計
テテマーチでは、ソーシャルメディア時代に最適化された独自の消費行動フロー『PERCARS(パーカーズ)』に基づきSNSのマーケティング戦略を構築するため、作業的な代行ではなく、他マーケティングチャネルも含めた全体最適な視点でSNSの役割を定義した上で、ビジネス貢献につながるSNSアカウント運用支援をしております。SNS時代の消費行動理解に基づいた戦略策定により、再現性の高いSNS運用支援が可能です。
- KGI・KPIの設計
- ブランドのゴールや他コミュニケーション施策も含めた俯瞰的視点でSNSアカウントの役割を再定義。各SNSのアルゴリズムや競合アカウントの状況から目標指標を策定します。
- コンセプト策定
- ターゲットユーザーのペルソナや競合SNSアカウントの調査を通じて、ユーザーニーズに合致したブランド訴求方針を定義。顧客起点のブランド訴求でユーザーの態度変容・行動変容を促します。
- Z世代マーケティング
- 当社のZ世代マーケ研究室『lookey(ルーキー)』がZ世代の価値観やインサイトを言語化し、顧客起点の戦略設計を支援いたします。
<関連記事>
・SNS戦略策定5ステップ|ボトルネックをつきとめるSNS運用法を解説
02:運用伴走・コンテンツ制作
SNSアカウント戦略を実現する運用体制を確立し、コンテンツ企画のご提案から実際の運用業務・素材制作、スケジュール管理まで実行フェーズを包括的に支援します。
- 運用伴走
- 設定したKGI・KPI達成へ向けて、SNSアカウントの状況や業界・ターゲットに合わせたアカウント成長ロードマップを策定。 各フェーズの理想状態を実現する運用体制を確立し、 企画提案から制作、スケジュール管理まで包括的に伴走支援いたします。
- コンテンツ企画
- 当社ではSNSクリエイターコミュニティ『餅屋』を活かしたコンテンツ開発力を有し、最新のSNSトレンドやソーシャルメディア時代に最適化したユーザーの心に残るコンテンツを企画します。 イラストや記事制作、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokの投稿制作まで幅広い対応領域でご支援が可能です。
03:分析・改善
業界最大60,000アカウントが登録する分析ツールのデータやコンサルティングの知見を活かし、SNSの効果を最大化するPDCAサイクルを確立。アカウント運用及びプロモーション施策における効果の最大化を実現いたします。
- PDCAサイクル
- SNS投稿を定量的および定性的なデータ分析に基づいて評価することで課題を可視化し、戦略やコンテンツの改善策を提案します。 Instagram運用時には分析ツール『SINIS(サイニス)』を駆使し、リーチ、エンゲージメント、クリック率などの指標を総合的に分析可能な高精度のPDCAサイクルを確立します。
- 分析・研究
- 業界最大60,000アカウントが登録する分析ツール『SINIS(サイニス)』はInstagram企業アカウントにおける運用成果を可視化し、あらゆる課題を解決する分析ツールで施策の検証精度を高めます。 また、弊社の研究機関『サキダチラボ』は蓄積してきたSNSのデータやコンサルティングの知見を活かして、SNSが実利に及ぼす影響やアルゴリズム調査を行い、SNSで成果を出すセオリーを導き出します。
費用感
テテマーチには3つの料金プランがあります。
■ ストラテジック&リサーチプラン
SNSアカウントを競合や市場との相対評価や既存フォロワーを対象としたアンケート調査を基に課題の再定義、施策方針の策定などの戦略設計をおこなうプランになります。
・初期費用150万円〜
■ インハウスサポートプラン
ノウハウやトレンドを共有し、戦略設計・投稿企画・分析などを支援いたします。
ゆくゆくは貴社でインハウス化の実現に向けたプランとなります。
・初期費用50万円〜
・月額費用40万円〜
■ トータルサポートプラン
SNS運用に関する戦略設計・投稿企画・投稿作成・運用代行・分析をご支援いたします。
投稿企画や分析含めた日常の運用全般をお任せしたい方向けのプランです。
・初期費用50万円〜
・月額費用100万円〜
▷ SNSアカウント運用の戦略・コンテンツ制作・分析の詳細は下記よりご覧ください。
参考:データ×アイディアで心を動かすSNSアカウント運用
SNS支援実績
テテマーチは、2015年の創業以来700社以上のSNS運用支援で培った企画力が武器です。
今回は、各SNSの事例をご紹介します。
X(旧Twitter)支援:株式会社テレビ東京 / Xファンコミュニティ形成キャンペーン
【支援内容】
SNSキャンペーン、LP制作、コンテンツ制作、広告配信
【概要】
芸能事務所スターダスト総勢9グループの人気アーティスト集団「EBiDAN」による地上波初冠番組「DAN!DAN!EBiDAN!」のX(旧Twitter)プロモーションを担当。 番組への継続的なエンゲージメントを獲得するためにマイル獲得のイベントや投稿企画を支援し、X(旧Twitter)上での盛り上げを行いました。
X(旧Twitter)公式アカウントの投稿に対して、「いいね」「リポスト」「引用リポスト」「リプライ」などのリアクションを行うとリアクションの種類に応じたマイルが加算され、貯まったマイルを使用してプレゼント応募が可能な仕組みをつくることで、ユーザーを巻き込んだプロモーションを実現しました。
※NONAME Produce(N2P)提供のキャンペーンツール「BirdCall for Entertainment」を活用
【施策の効果】
X(旧Twitter)公式アカウント投稿へのリアクションに応じてマイルが貯まる仕組みでユーザーのアクションを促進。
キャンペーン投稿は約6000件以上のリポスト、1万4000件のいいね、260万インプレッションを獲得し、X(旧Twitter)上での新番組の盛り上げに寄与。開始2日目の放送日には日本トレンド2位に入る快挙を達成しました。
▷ X(旧Twitter)を活用したキャンペーンの設計方法は下記よりご覧ください。
参考:ブランド認知・UGC創出に貢献!Xキャンペーン支援サービス資料
Instagram支援:株式会社生活総合サービス / 「ボコとデコ」公式Instagramアカウント運用コンサルティング
【支援内容】
Instagramアカウント運用内製化へ向けたコンサルティング支援 (ガイドライン作成、ロードマップ策定、投稿案の提案、月次レポーティング・改善提案)
【概要】
株式会社生活総合サービスの商品ブランド「ボコとデコ(青汁)」の公式Instagramアカウント運用のコンサルティングを実施。
新規顧客へ向けた商品の認知・興味喚起や既存顧客のリピート購入意向の向上を目的にInstagramアカウントのコンセプト設計、運用ガイドライン策定、ロードマップの策定、投稿案の提案、月次レポーティングと改善へ向けたPDCAの実施を伴奏支援しました。約6か月のコンサルティング支援を通じて、Instagramアカウント運用の内製を実現しました。
具体的な分析・改善内容としては、投稿を「商品紹介」「利用シーンのイメージ喚起」「開発シーンのイメージ喚起」など複数のコンテンツ分類を行い、エンゲージメントやリーチの傾向から成果の高い投稿の方向性を分析。分析結果に基づいた投稿改善を行うことでアカウントの成長につなげました。
【施策の効果】
ブランドの世界観を体現したInstagramアカウントの基盤を整備したことで、その後の運用内製化を実現。また、Instagramに投稿した情報のメールコンテンツへの2次利用をすることで、SNS外の情報発信にも貢献。
Instagramを通じたユーザーとの継続的な接点創出でブランドへの信頼度を向上させることができました。
▷ 「ボコとデコ」のInstagramマーケティング事例は下記よりご覧ください。
参考:ボコとデコが6カ月でInstagramを内製化できたワケ。ブランドを体現するコンテンツ設計術
TikTok支援:カルビー株式会社 / 「あげりこ学園」TikTokアカウント運用支援
【支援内容】
アカウント開設、プロモーション戦略設計・企画、コンテンツ制作(撮影、デザイン)
【概要】
女子高校生・Z世代をターゲットにし、じゃがりこを誰かにプレゼントする(あげる)「あげりこ」のコミュニケーション施策の1つでTikTokドラマを制作。「あげりこ学園」というアカウントを立ち上げ、順次ドラマを公開。再生回数は370万を超える数値を記録しました。
【施策の効果】
ターゲットの Z 世代に強く親近感を呼んだドラマ脚本設計と、ドラマ内に細かな設定や小道具を散りばめ、視聴時間や視聴完了率を増加させ、より多くのユーザーにレコメンドされる仕組みを作りました。その結果、総再生回数は370万回超え、総いいね数が27万件を超え、Z 世代(20 代以下)の「じゃがりこ」購入率は前年越えで推移する結果となりました。
▷ 「じゃがりこ」のTikTokマーケティング事例は下記よりご覧ください。
参考:「じゃがりこ」のマーケティング戦略と370万回再生を記録したTikTok活用
まとめ
本記事では、SNS運用代行の業務内容やメリット・デメリット、会社を選ぶポイントについてお伝えしました。
SNS運用代行は、自社でSNS運用を行うためのノウハウやリソースがない企業にとって、非常に有効な手段です。最適な運用代行会社を選定し、効果的なSNS戦略を実現するためにも、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。
SNSアカウント運用に関連したお役立ち資料は下記からご覧いただけます。
お気軽にダウンロードくださいませ。