Instagram(インスタ)運用事例10選|成功のコツ・実施の流れを解説

Instagram(インスタ)運用事例10選|成功のコツ・実施の流れを解説

Date : 2024/03/28

Instagramは、日本国内ではLINE・Youtubeに次ぎ、ユーザー数は3,300万人を越える人気ソーシャルメディアとなりました。
近年では若年層だけでなく、40代~50代の利用者も増えており、今や個人だけでなく様々な企業がInstagramを運用・活用し、ブランド発信による認知拡大や売り上げ促進に取り組んでいます。
SNSとして最大規模のユーザー数を抱えるこのメディアを、企業はどのように理解し活用していけばよいのでしょうか。

今回は、Instagramの運用を成功させている10の企業アカウント事例を「商品・ブランド認知拡大」「行動喚起・販促」「ファンエンゲージメント向上」の3つのメリットに分けご紹介。
それぞれのカテゴリーにて、Instagramをどのように運用するかで生まれる成果やディレクションのポイントをピックアップして解説します。


Instagram運用のマーケティング事例を交えながら解説した
詳しい資料を下記からご覧いただけます。
お気軽にダウンロードくださいませ。

Instagramアカウント運用とは

Instagramアカウント運用とは、企業や個人がInstagramを運用して商品やブランドを紹介したり、集客や販促アップのためのプロモーションを行うマーケティング手法のひとつです。

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Instagramアカウント運用のメリット

「商品・認知拡大」

指名検索でない、検索に至る前のユーザーに接触するためには、InstagramのようなSNS上でブランドの認知拡大を広げる活動が必要です。他社ブランドとの差別化や指名検索へ誘導していくための投稿を継続することは、新規ユーザーへ向けたブランド認知拡大につながります。

商品・認知拡大に貢献したInstagram運用事例はこちら

「行動喚起・販促」

買い物に特化した「Instagramショッピング」という機能を活用し、投稿とECサイトを紐づけることで購入行動を促すことができます。自社サイトやキャンペーンページをプロフィールページに登録すれば大幅な流入を図ることができ、キャンペーン内容によってはECのみならずリアル店舗やイベントへの誘致も可能です。

行動喚起・販促に貢献したInstagram運用事例はこちら

「ファンエンゲージメント向上」

投稿された写真や動画を簡単にシェアすることができるのもInstagramの特徴です。UGCを発生させるために、指定のハッシュタグ投稿を促したり、ユーザーに名前を付けることで仲間意識の強いコミュニティを形成することができることで、広く高いリーチを得ることで企業に大きなメリットとなります。
※UGC(User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略。企業ではなく消費者であるユーザーによって制作・発信されるコンテンツを指します。

ファンエンゲージメント向上に貢献したInstagram運用事例はこちら

Instagramアカウント運用で利用する投稿の種類

投稿の種類     概要                  特徴    
フィードタイムライン上に掲示される写真や動画を投稿
カルーセル投稿で複数枚投稿も可能
発見タブなどでも表示される
ショッピング機能の連携可能
・ブランドの世界観やプロダクトの価値をプロフィール訪問者へ提供
・新規ユーザーへのリーチ
・UGC紹介
・ファンエンゲージメントの向上
・ECサイトへの誘導
ストーリーズ24時間で消える縦長投稿
動画は最長15秒まで投稿可能
・フォロワーとのコミュニケーション
・UGC紹介
・外部サイトへの誘導
ハイライトストーリーズをプロフィール画面上に
カテゴリーに分けてピン止めできる
・プロフィール訪問者への世界観の掲示
・UGC紹介(アーカイブ)
・外部サイトへの誘導
リール最長90秒以内のループ再生される縦長の動画投稿・新規ユーザーへのリーチ
・商品情報やより深い世界観の提供
ライブリアルタイムで今していることを
動画で発信できるライブ配信機能
・フォロワーとのコミュニケーション
・上記投稿では伝えきれない商品情報や
感想の提供と共有
・購入促進

▷ アース製薬のInstagram事例もあわせてご覧ください
参考:バズを生んだInstagramの裏側にあるアース製薬のブランド体験とプロモーション戦略


Instagramアカウント運用の参考事例

「商品・認知拡大」に貢献した事例

ロクシタン(L’OCCITANE)

1976年創業の化粧品メーカー。南プロヴァンス地方におけるライフスタイルを取り入れた自然派(オーガニック)のコスメティックブランドです。
・アカウント:@loccitane‗jp
・フォロワー数:19.4万人(24年3月現在)
・投稿数:1545
・1か月の投稿数:平均約20件
・特徴:新商品の紹介がメイン。シーズンごとの新しい香りや定番商品の限定パッケージなど、商品MDに沿ってクリエイティブの背景カラーなどを変化させることでブランドの世界観を表現しています。ユーザーが自然とアカウント内に長く滞在し、かつゲーム感覚で商品を知ってもらえるエンゲージメントの高いリール投稿はリーチ・エンゲージメント率を高め認知拡大にもつながっています。

投稿例
アハ体験

商品の使用感やハウツーだけでなく、思わず画面をじっと眺めてしまう“アハ体験”動画を投稿しています。この動画は新商品「チェリーライチ」のシリーズが発売されたときに投稿されました。アハ体験とは、何かのきっかけで、これまで理解できなかったことが突然理解できたりひらめきを誘導する体験のことです。 10秒の間に投稿された新商品ラインナップの画像、右下のハンドクリームのキャップがピンクからシルバーに変化しています。ユーザーの注目を引き付けるだけでなく、回答をコメントに書き込むことでエンゲージメントも獲得しています。

フレグランスルーレット】

思わず目を止めてしまう、画面をタップすることでセレクトできるルーレット動画。ローズやヴァーベナなど8つのロクシタンの定番フレグランスがランダムで切り替わる仕組みになっています。それぞれの香りの特徴やおすすめの利用シーンなどが書かれたクリエイティブを長押しやスクショで止めることで自分とのマッチングを楽しんだり、その他の香りには何が書いてあるんだろうと何度もトライしたくなるようなおみくじのようなクリエイティブでユーザーの心をつかんでいます。多数のユーザーが結果をコメント欄に書き込む結果となりました。

【アンバサダーヴィジュアル投稿(波留氏・ジュノ氏)】

俳優の波留氏をアンバサダーに迎えたプロモーション、koreaアンバサダー2PMジュノ氏を起用したプロモーションのクリエイティブを投稿。(korea版リポスト含む)有名人を起用することで高いリーチと新規ユーザーを獲得しています。波留氏はアンバサダーとしてCMも実施、大きな認知につながりました。
ジュノ氏の投稿には日本のみならず韓国のファンからのコメントも多く、アクティブな投稿となったことで新規ユーザーの獲得やエンゲージメント率の向上にも貢献しました。

Starbucks Coffee Japan(スターバックスコーヒージャパン)

シアトルで開業されたアメリカの喫茶店チェーン。世界86都市38,000店舗以上を展開するシアトル系コーヒーの元祖の日本国内アカウント。
・アカウント:@starbucks‗jp
・フォロワー数:375.7万人(24年3月現在)
・投稿数:2,263(24年3月現在)
・1か月の投稿数:15~20件 ※新商品により変動あり
・特徴:新発売のドリンクを中心に、コーヒーの楽しみ方や新作グッズなどを紹介。毎月新商品がリリースされるため、フィードは大きく印象を変えることはありませんが背景にシーズンやドリンクをイメージさせるカラーが反映され自然と季節感が伝わるような工夫がされています。新作を期待しているファンへ楽しさを日々提供できているところが魅力。ショッピング機能で投稿から商品の購入も可能です。

季節の投稿のみならず、近年注目されている「国際女性デー」など記念日に関連した投稿でユーザーに対し日々の気づきをもたらしてくれるほか、特別にブレンドされた商品を美味しく楽しむためのインスタライブをイタリアンベーカリープリンチと共同開催。共同で開催することで双方のフォロワーへ認知を広げることができ新規ユーザー獲得の手立てとなっています。
認知の高いブランドではありますが毎日に寄り添った投稿を行うことで発見タブにもあがりやすく、さらなる認知拡大につなげることができています。

投稿例
【国際女性デー】

「#国際女性デー」ハッシュタグ投稿件数は14万件以上。
この投稿では、発見タブでの表示やリーチによる認知拡大が得られました。
1904年3月8日に発生したアメリカでの女性労働者による選挙権・参政権を求めて行ったデモがきっかけで、その後国際社会主義会議にて、3月8日は「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱されました。そして国際婦人年にあたる1975年に「国際女性デー」として制定。
様々な分野で女性の社会進出やさらなる地位向上の現実に向け世界で動きのある中、コーヒー農家で働くたくさん女性たちのかならずしも男女平等とは言い切れない労働格差があることが浮き彫りに。
今では多数のコーヒーメーカーが「国際女性デー」を機に女性生産者を応援するコーヒーをリリースしていることはコーヒーラバーのユーザーに幅広い認知を得ており各社の味を集めるユーザーも。
スターバックスではロゴマークに描かれた女性“サイレン”の名にちなんだサイレンブレンドを発売し女性に敬意を示しています。企業の認知のみならずイメージの向上、会社としての社会貢献についてもInstagramを通じて発信をすることができます。

Ex)UCC:ホンジュラスWOMEN‘S COFFEE / カルディ:グアマテラ ウーマンズコーヒーブレンド

ベーカリープリンチとの共同インスタライブ】

国際女性デーの前日に開催されたライブは、再生回数133万回(2024.3月現在)と、通常の新商品紹介ライブの平均再生回数30万回に比べ大幅に再生回数を伸ばしています。
国際女性デーへの注目度を活用したことや、プリンチとの共同配信によって双方のユーザーを獲得しました。親和性の高い企業やブランド、商品との共同の取り組みは、認知を拡大させる手立てとなり、新規ユーザーとの接点を作ることができます。

MUJI無印良品

生活用品から食品までライフスタイル商品を幅広く取り扱う、「無印良品」や「MUJI」ブランドの商品開発と製造販売を展開する株式会社良品計画の公式アカウント。
・アカウント:@muji_global
・フォロワー数:300万人(24年3月現在)
・投稿数:6,351(24年3月現在)
・1か月の投稿数:150件
・特徴:シンプルな世界観で、日常の中での使用シーンを想像させる投稿がベース。
1日5件以上の投稿が通常で、アパレル・食品・電化製品・生活雑貨・コスメなどの情報がフィード・リールともにバランスよく投稿されています。(休日や祝日も変わらず投稿)加えて、ショップオープン、新商品の紹介投稿もされ情報量がとても多いところが最大の特徴です。リールにではクリエイターとの共同投稿も目立ちます。

トーン&マナー(トンマナ)をそろえたクリエイティブ、「一押し新商品」など統一されたフォントやロゴで表現された投稿はフィード全体の雰囲気を損なうことなくザッピング的に情報雑誌を読んでいるような印象をユーザーに与え、飽きさせません。 このような投稿は発見タブ上位に上がりやすく認知拡大へつながっています。お菓子や雑貨にはコメントも多く、投稿の数だけれぞれのカテゴリーにファンがつくことでアクションを起こすユーザーが増えています。
トンマナを合わせた投稿は、統一感と安心感があるため、ユーザーに好印象を与えることができます。

投稿例
【動画クリエイターとのリール共同制作、投稿】

商品を活用したレシピ動画や、雑貨の使用感を伝えるレクチャー動画をリールとして投稿しており高いリーチを獲得しています。各カテゴリーに特化した動画クリエイターとの共同動画制作による同時投稿で双方のフォロワーへのアプローチを行い、認知拡大と新規ユーザーを獲得。中には200万回近く再生されているものもあり、双方での共同投稿はInstagramマーケティングにとって効果的に認知をアップさせることが可能です。

人気商品 月末の投稿まとめ

投稿数が多いことから、月末には「月間ランキング」人気&保存数が多かった「一推し新商品」投稿をまとめてカルーセル投稿で見せています。ユーザーが過去のフィードを探さなくても振り返りやすい環境つくりは、フォロワー数減少をふせぐことにもつながっていると考えられます。ショッピング機能で商品タブをつけることで、ECサイトでの直接購入も促しています。


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「行動喚起・販促」に貢献した事例

洋服の青山 ガールズアカウント

紳士服の製造と販売を行う青山商事株式会社が展開する「洋服の青山」の、Z世代女性向けガールズアカウント。メンズアカウント、ガールズよりアッパーな世代に向けたウィメンズアカウントがある。
・アカウント:@aoyama_girls
・フォロワー数:6.6万人(24年3月現在)
・投稿数:1653(24年3月現在)
・1か月の投稿数:平均約12件
・特徴:ターゲットを完全に「女子高生」に絞った投稿をしているところがポイント。スーツ専門店にもかかわらず、普段はユーザーがInstagramに投稿する、映える写真の撮り方レクチャーやプリクラの撮り方などを紹介しています。しかし、スーツニーズの高まる時期限定で、就職活動時期・大学の入学式などを想定した投稿に切り替えるというメリハリのあるフィード作りが面白く、スーツ購買へ特別な意識を持つことなく自然な流入を意識しています。

投稿例
#誕生日サプライズ】

Z世代の女子高生が強い興味を持っているキーワードをハッシュタグで投稿しています。
「#誕生日サプライズ」は64万件、「#文化祭ヘア」(4.5万投稿)」など学生生活の楽しみ方をレクチャーする投稿はハッシュタグ検索や発見タブでの上位を占めることで接触機会向上を図り、ファンを増やしています。

雑誌non-noとのタイアップとクリエイティブを活用したキャンペーン】

就職活動や入学式などを控えた時期に合わせた、雑誌「non-no」とのタイアップで制作したクリエイティブに投稿は、日々有益な情報を受け取っているユーザーだからこその信頼感あっての活用手法です。ストーリーズではキャンペーンサイトへの誘致による購買意欲促進、投稿につけたショッピング機能でECサイトでの購買促進につなげています。
店頭でも同じヴィジュアルをPOPなど販促物として掲示することにより、ユーザーに向けてオンラインとオフラインでの印象を統一することで店頭への来店しやすくなっています。

モーニング娘。’24との取り組み】

2023年、60周年を記念して、ターゲット層と同年齢である「モーニング娘。’23」と取り組みをしており、24年も継続してキャンペーンが続いています。著名人との取り組みは認知が上がるだけでなく購買意欲も刺激。non-noタイアップと同じように店頭販促物としても活用することでユーザーの来店促進をしています。

キャンペーンサイト

「アオヤマ娘。’60」としてのキャンペーンでは、着用の写真だけでなくコーディネートのレクチャー投稿や、スーツを身にまとったダンス動画などをYouTubeにて配信。ダンス動画は20万回以上の再生数となっています。スーツだけでなく、スーツを着用したクリエイティブを活用したアクリルスタンドやハンカチなどのグッズの制作・販売も行っており、ターゲット層に向けた規模の大きいアプローチを行うことで、「洋服の青山」との接点が増えています。

不二家

ケーキなど洋菓子を中心に、菓子類の製造販売を主とし、喫茶やレストランも運営も行う、老舗の食品メーカーが運営するアカウント。
・アカウント:@fujiya_sweets
・フォロワー数:17.2万人(24年3月現在)
・投稿数:951(24年3月現在)
・1か月の投稿数:平均約20件
・特徴:不二家にて取り扱いのあるケーキ、スーパーやコンビニなどで買える身近なお菓子や飲み物、新商品や季節のフレーバーのリアルな商品画像を中心に、ペコちゃんのイラストやぬいぐるみが時々登場するユーザーが楽しさを感じられる投稿になっています。
投稿には「不二家インスタチームです」の文言があり、商品に対してのチームの感想やユーザーに対しての質問も記載されることで、写真だけでなくテキストでもユーザーを楽しませ参加させるしくみづくりが構築されています。
生菓子が多いこともありショップ機能に紐づける投稿はありませんが、コロナ明けもあり近年では百貨店でのPOPUPや期間限定店舗でのリアルイベントのへの誘致、店舗来店で記念ノベルティプレゼントのキャンペーンが行われ、オンラインユーザー → オフラインの送客活動が成功事例となっていることも特徴です。23年からはアイドルグループSnow ManをCMキャラクターに起用。認知もさらに高くなってはいますが、タレントのファンから商品やアカウントのファンになってくれるような仕組みでユーザーを楽しませているアカウントです。

投稿例
不二家インスタチーム~好きなルックの味をヒアリング】

UP当日のコメント数が44件と、質問に答えるユーザーが多く高いエンゲージメントを獲得していることがわかります。アカウントを運営するにあたり、アカウントの向こう側の企業の人柄を垣間見えさせる手法も、商品のファンのみならず企業に魅力を感じてもらう良いきっかけとなり親和性が生まれるため、商品が売れやすくなるのがポイント。イメージ向上にもつながります。
年始には普段顔を出さないリアルペコちゃんからのメッセージもあり、ユーザーは盛り上がりを見せました。

【2/28(不二家の日)キャンペーン】

語呂合わせの不二家の日には、人気商品「ペコちゃんのほっぺ」30周年を記念したトートバッグのプレゼントの告知がありました。店頭で2,280円以上の購入でプレゼントされる特別なノベルティはファンを店頭へ送客するきっかけとなり、手に入れることができたユーザーの投稿などUGC生成にもつながっています。そのブランドにしかできない、唯一のプロダクトを強みにすることは、Instagram運用成功の近道といえます。

Xでの反響

サーティーワンアイスクリーム公式

世界40か国に7300以上の店舗を出している、アメリカ合衆国の世界最大級のアイスクリームパーラーチェーンのひとつ、「バスキン・ロビンス」。日本会社名「サーティーワンアイスクリーム」の公式アカウント。
・アカウント:@31icecream_japan
・フォロワー数:24.2万人(24年3月現在)
・投稿数:861(24年3月現在)
・1か月の投稿数:平均約10件
・特徴:シーズンごとに区分けされた明るくきれいな色味を使ったクリエイティブと、定番から季節ごとのフレーバーの詳細を投稿。アイスクリームケーキやフラッペなどの紹介もよく投稿されています。毎月取り組みのあるキャラクターとのコラボレーションの紹介、月ごとの新作フレーバーには細かな文字の入ったクリエイティブを投稿することで視覚からでも味の想像ができるような内容になっています。
絵文字コメントを促しエンゲージメントのUPを狙った投稿も多いのが特徴です。
バラエティボックスでのお持ち帰り用商品のプロモーションに力を入れていること、アイスクリームを可愛く撮影するコツを紹介したリールが伸びており、ユーザーがアイスを撮影するという共感視点に反響が出ています。

投稿例
【絵文字コメント誘導】

新作フレーバー紹介への絵文字コメント数は平均90~100件ほど。まだ寒い時期でも新フレーバーにアクションしてくれるユーザーが多いためエンゲージメント率が上がり優良投稿と判断されることで発見タブの上位にも出やすく検索されています。絵文字だけを促していても、メッセージを書き込むファンも多いのもユーザーとのコミュニケーションが取れている成功事例となります。

バラエティボックス販売促進】
季節限定の味がまとめてパックになったものや、好きな味を自身で選んで詰めることもできるバラエティボックス購入促進としてコラボ企画・ノベルティ配布・クリスマス(ツリー型)パック・お正月(おせちの重箱型)パックなどの告知はユーザーからの反響も高く店頭誘致につながっています。
謎解きクリエイター松丸亮吾氏コラボ企画

Xでの反響

大人でも楽しめる謎解きBOOKをきっかけに購入したユーザーは、冷凍庫で保管できすこしずつ好きなフレーバーが楽しめるなんてバラエティボックス最高!などと新たな魅力の発見につながっています。SNSからECへ連携が難しい商品でも、リアル店舗の誘致に成功しているInstagramマーケティング事例のひとつです。

漫画家池田ルイ氏コラボ企画(Instagram・X)

“思い出のアイスクリームはありますか?“をキーワードに、漫画家池田ルイ氏が描く漫画を投稿するとともに、Xと連携し双方向にて行ったプロモーションでは(Instagramにて広告も実施)思い出を語るユーザーが増加。UGCの生成にもつながるとともに、コメントには思い出して買いに行くユーザーもおり、この投稿がきっかけで店舗への送客につながりました。


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「ファンエンゲージメント向上」に貢献した事例

ゼスプリキウイ公式

世界各国にキウイフルーツを輸出・販売している、ニュージーランドに本社を構える、ゼスプリインターナショナルグループが運営する公式アカウント。高品質で栄養価の高いキウイフルーツを安定供給することで、日本中の皆様の健康をサポートしていくことを目指しています。
・アカウント:@zespri_jp
・フォロワー数:28.8万人(24年3月現在)
・投稿数:607(24年3月現在)
・1か月の投稿数:月によってばらつきが大きいが3の倍数での投稿にこだわっている
・特徴:テレビCMなどでも認知の高い、ゼスプリ公式キャラクター「キウイブラザーズ」のぬいぐるみをメインに起用しています。節分や猫の日など季節や記念日ちなんだ投稿をはじめ、キウイの特徴をよくとらえた映えるキウイスイーツや料理のレシピを公開。3投稿を一つのコンテンツとして表現していることが多く、キウイブラザーズの楽しい日々が垣間見える投稿や横一列で完結するクリエイティブが人気です。

投稿例
【スマートフォン待受・カレンダーの配布】

ストーリーズから、キウイブラザーズのイラストが描かれた“スマホの待受”や“毎月のカレンダー”画像を無料で配信しています。スマホは毎日の生活に欠かせないものです。SNSを開いていない時間帯でもユーザーとアカウント(キャラクター)とのつながりを意識したプロモーションは、下記Xでの反応でもあるように、キウイをあまり好まないユーザーにも刺さっています。
毎月楽しみにしているユーザーからのつぶやきも多く、UGCを生んでいます。

Xでの反響

Instagram内ではキウイブラザーズは人気のコンテンツとなっており#キウイブラザーズ(5.2万件)、#ゼスプリキウイ(2.1万件)とハッシュタグをつけて投稿しているユーザーが多数存在しています。

【クリスマスプレゼントキャンペーン】

昨年のクリスマスには、キイブラザーズのぬいぐるみをプレゼントする、「フォロー&いいねプレゼントキャンペーン」が実施されました。「#ゼスプリライフ」という新たなハッシュタグをつけてゼスプリキウイ×クリスマス写真を投稿してもらった中から10名にぬいぐるみが当選するキャンペーンは、投稿に対し354件のコメントと、5000件以上の「#ゼスプリライフ」投稿があり、Instagram内での大きなUGC生成となっています。
ブランドを体現してくれるキャラクターを起用するプロモーションは、直接商品をプロモーションするよりも入り口のハードルが低く幅広い層へアプローチするInstagramマーケティングのひとつです。

ニトリ公式

「お、ねだん以上。ニトリ」をキャッチコピーとする、家具及びインテリア商品小売業の大手ニトリ株式会社が運営するアカウント。全世界で1000店近くのニトリグループ店舗を展開しています。
・アカウント:@nitori_official
・フォロワー数:144.2万人(24年3月現在)
・投稿数:1572(24年3月現在)
・1か月の投稿数:30~40件(土日祝日を除く)
・特徴:商品の使用感をイメージしやすい、インテリアの参考になる商品+文字入れの情報量の多いクリエイティブで理想の暮らしを実現するアイデアを静止画、動画どちらも活用し発信しているのが特徴。近年はインテリアだけでなくキッチングッズの投稿増加し料理シーンや食器の紹介、全体感がわかるテーブルコーディネートのレクチャーなども多くなっています。
プレゼントフックをつけたキャンペーンを多数実施しており、アカウント自らUGCを生成するようユーザーに促進する活動を行っているのが特徴。

投稿例
【ハッシュタグの投稿促進によるUGC生成・リポスト】

ニトリでは「#ニトリ」「#mynitori」「@nitori_official」のタグがつけられた投稿を公式アカウント内のストーリーズにて紹介をしています。投稿にもハッシュタグ・アカウントのタグ付けを促しており、公式アカウントで紹介することを告知していることもあり、UGCの増加を狙っています。加えて、投稿を共有することでより一般ユーザーに近い目線での使用感などを伝えることができることで、購買意欲を刺激することも伺えます。
リストーリーの際には、ECサイトへのリンクやショッピング機能タブをつけ、販促活動にもつなげています。※#ニトリ(83.1万件)#mynitori(3.7万件)

ニトリトレンド部】

「#ニトリトレンド部」キャンペーンでは、TikTokとも連携し期間中の投稿者から抽選でニトリの商品券をプレゼントするというフックをつけることでUGCの生成を促しています。(3月末時点)
2週間のキャンペーン期間内Instagramでは100件以上の投稿、TikTokでは投稿数は全体からみると少ないもののすべての動画視聴数総が52.9Kとなっています。認知は高くとも購買層として取り込んでいきたい世代へ向けたプロモーションもinstagram運用と並行して行うこともできます。

【アプリ会員投稿モニターキャンペーン】

指定の複数アイテムをギフティングすることで投稿を促すアプリ会員に向けたキャンペーン。
会員向けのキャンペーンのためアプリ会員の増加にもつなげています。このキャンペーンに関しては実際の投稿は動画クリエイターやインフルエンサーのものが目立ちますが、影響力が大きくコメント数も多いのでエンゲージメント率のUPや拡散を目的とした効果が得られています。

マジョリカマジョルカ

㈱資生堂が展開する若年層向けメイクアップブランドの公式アカウント。マスカラを中心に、アイシャドウなどアイメイクやベースアイテムなど数多くのアイテムを販売しています。
マジョリピアという架空の国をベースに、マジョリカマジョルカアイテムを使ってかわいいを探す旅に出ることをコンセプトとしています。
・アカウント:@majolicamajorca.official
・フォロワー数:22.3万人(24年3月現在)
・投稿数:699(24年3月現在)
・1か月の投稿数:平均12件
・特徴:フィード・ストーリーズ・リールともにブランド特有の世界観がしっかりと反映されている投稿は、静止画・動画ともに、ユーザーとの宗教的ともいえる強い共感力を感じるものとなっています。他のコスメブランドのアカウントには見られない「#束感ドーリーまつげ」「#祝福うるみまつげ」などといった、思わずユーザーにしかわからない独特のワードが多数使用されているのも特徴です。コンセプトにある「マジョリピア」は同ブランドのファンクラブネームでもあり、加入者向けの発信も行われています。特別感ある投稿は熱烈なユーザーを生み、近い距離感と安心感すら与えるコミュニケーションが成り立っています。

投稿例

【ハッシュタグの活用によるUGC生成】

毎回の投稿にてタグ付け投稿を促している「#マジョマジョ(2.7万件)」「#マジョリカマジョルカ(7.7万件)」「#majolicamajorca(5万件)」は、ニトリとは違いリポストは行っていませんが新商品が出た際などかなりのタグ付け投稿が見られUGC生成につながっています。「#束感ドーリーまつげ」などの独特のハッシュタグについては、美容媒体アカウントやコスメのキュレーションサイトのアカウントなどで使用され、多くのコスメファンやユーザーへの認知にもつながっているのもポイント。同じ業界内でのアカウントでハッシュタグを活用してもらえることは、ブランドの個性が確立しているということが伺えます。

■コスメ業界アカウントでの使用一例

【ファンクラブ「マジョリピア」20周年記念の取り組み:ファンコミュニティ】

マジョリカマジョルカのファンクラブ「マジョリピア」は、コンセプトにある架空の国の名前です。「マジョリピア」と呼ばれる会員に向けた文字入れのクリエイティブには多数のマジョリピアからの反応が見られ、高いエンゲージメントが得られています。ユーザーに名前を付けることで生まれる一体感、仲間意識の強いコミュニティが生成されています。
2023年6月からはブランド創立20周年記念のキャンペーンを実施。過去の商品ラインナップを懐かしむ投稿には商品がすでに販売していないにもかかわらずコメントが殺到しました。マジョリピア会員限定の20周年記念商品は現在第4弾まで発売され、投稿のたびに高いファンエンゲージメントが得られています。
エンゲージメントの高いアカウント、投稿はアルゴリズムによりリーチ数の増加、新規ユーザーの獲得へとつなげていくことが可能です。

過去商品の投稿

20周年限定アイテム

PlayStation公式

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売している家庭用置き型ゲーム機PlayStationの公式アカウント。PlayStationのハードウエア、ソフトウエアおよびサービスの企画・開発・製造販売を行っています。
・アカウント:@playstation_jp
・フォロワー数:33.7万人(24年3月現在)
・投稿数:747(24年3月現在)
・1か月の投稿数:平均20件
・特徴:新作タイトルのプロモーションやプレイステーションに関する情報をメインに、オリジナルグッズやアパレルアイテム、ゲーム部屋などを発信しています。初期設定など初心者向けの投稿も定期的に行う中、根強くいい意味でマニアックなユーザーが多いことから、インディーズゲームの紹介や、ゲーム内に出てくる食事を実際に調理してみた動画などPlayStationユーザーが喜ぶディープな発信と交流が行われているのが特徴です。

投稿例

【ハッシュタグの活用による仲間意識】

プレイステーションでは「#プレイステーション写真部」(4.2万件)のタグ付け促進を行い、ファンコミュニティの活性化を行っています。最近の投稿ではPlayStation5を使って撮影したキャプチャーをInstagramにUPするレクチャー動画も投稿しており再生回数を伸ばしています。

プレイステーション公式では、リポストをするのではなく、写真をまとめてフィード投稿するという手法をとっています。ストーリーズ機能を使えば気軽にリポストできますが、投稿のトンマナを考えるとなかなか難しいところ。投稿のコンテンツに対するクリエイティブを考えることもSNS担当者として必要なことではありますが、ユーザーにゆだねることで、ユーザーのリアルな状況を共有することができ、それを再編集して投稿しています。共通のハッシュタグで集まった好きなものが同じユーザーの写真はフィード内で浮くことがないようまとめられ、公式で共有することで、より深いコミュニティを作ることができています。

【ゲーム計画表配布・ナイトルーティーン】

大型の休みに入るシーズンや、動画で話題のナイトルーティーンなど「プレイステーションのある生活」を題材にした投稿は、ユーザーから大きな支持を獲得しているコンテンツです。(ゲーム計画表は現在削除)中高年にユーザーの多いプレイステーションだからこそ、無理のある内容でユーザーをクスリとさせ、コメントを記載させたり、自身がやりたいゲーム名を記載させたりとファンエンゲージメントを高めています。
アカウントがどのようなユーザーに支えられているのか、どこへアプローチしていくのかが明確になっているからこそ発信できるコンテンツとなっています。


▷ アース製薬のInstagram事例もあわせてご覧ください
参考:バズを生んだInstagramの裏側にあるアース製薬のブランド体験とプロモーション戦略


Instagram運用を実施するときの流れ

戦略設計

Instagramをはじめとしたソーシャルメディアや比較サイトなどの発達により、商品やサービス、企業そのものに関する消費者の評価は瞬時に拡散されています。
このような環境に直面している企業・ブランドは、売上などの短期的な業績のみならず、自社ブランドの価値の維持やイメージ向上を目指すうえで、様々なユーザーがそれぞれどのようなプロセスを辿っていくのかを整理し、あらゆる接点における顧客体験を可視化する必要があります。

テテマーチでは、ソーシャルメディア時代に最適化された消費行動フローPERCARS(パーカーズ)に基づいた全体最適の視点で、ブランドとの初期接触から購買行動、ファン化、シェアまで網羅的にコミュニケーションを設計することが可能です。

カスタマージャーニーを可視化し正しいKPIを設定します。そのためにはアルゴリズムの理解が必要です。
ユーザーがアクションを起こしたコンテンツは、Instagramのアルゴリズムによって新しいユーザーへの接点機会となり、新規フォロワー獲得につなげることができます。

計画策定

上記をもとに、SNSマーケティングにおいて追うべき指標であるKPIなどを定めたアカウント成長ロードマップを設計し、Instagram運用の目的を明確にいたします。

各アカウント・企業の理想の実現に向け、運用戦略の実行を可能にする各分野の専門家を状況に合わせてアサインし企画のご提案から実際の運用業務、素材制作、ツール活用、効果測定まで一気通貫でお任せいただけます。

分析・改善

Instagramアカウントの分析においては、投稿の分類と比較が重要です。
類似業界や競合とに比較、アカウントの現状の全体像を把握することで、目指すべき状況を定めることができます。

下記の例のようにブランドの認知拡大・理解促進を目的とした場合、
各コンテンツをエンゲージメント・インプレッションの数値によって分類することで、それぞれのKIPに対しどれだけポジティブなのかを明確に分析することができます。 同一コンテンツは捨象、継続するコンテンツを見極めることで勝ちパターンを探索。アカウントを目的に沿うよう改善いたします。同時にあらためてアカウントの目的を再確認し、ユーザー・競合・自社の3つの視点から改善方針を策定しコンテンツへ落とし込むことで、新たなネクストアクションを実施いたします。

まとめ

本記事では、Instagramの運用を成功させているアカウントを「商品・ブランド認知拡大」「行動喚起・販促」「ファンエンゲージメント向上」の3つのメリットに分け運用ポイントをピックアップしました。
Instagramは企業にとっては顧客との接点を持つことのできるツールであるだけでなく、顧客理解に最適なツールでもあります。
自社のInstagramマーケティングの効果を最大限に活かすためにも、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

テテマーチは、2015年の創業以来700社以上のSNS運用支援で培った企画力が武器です。
データの分析によるKPIの明確化から、企画力、クリエイティブ制作機能などを活かしアカウントの運用支援をいたします。
知見のない状態ででただフィードを埋める投稿をすることに追われる状況から、着実にユーザーの反響と成果につなげていくことのできる運用を共に目指します。

下記の資料では、本記事で紹介した分析の考え方をもとにした
事例も含めて解説をしています。
ご興味のある方はぜひ、下記よりダウンロードしてご覧ください。

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