5部門 25選!2023年Z世代トレンドランキングから話題の裏側を考察

5部門 25選!2023年Z世代トレンドランキングから話題の裏側を考察

本記事では、2023年のZ世代トレンドを振り返り、話題になっている裏側とマーケティング戦略を紐解いて解説します。「若年層の中で何が流行ってるのか、なぜ流行ってるのか分からない」「自社商品を若年層の中で流行らせるためにはどうすればいいのか分からない」というお悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること

  • 若年層の流行りやそれらが流行る理由
  • 若年層から話題化させるために押さえるべき商品の特徴やプロモーションのポイント
  • プロモーションにおけるSNSの活用方法

以下資料では、5部門で行ったZ世代トレンドランキングと、
そこから見えるコンテンツの共通点や今後のプロモーションのあり方をまとめています。
Z世代マーケティング戦略を考えるヒントとしてぜひお役立てください。

Z世代のトレンドを知る意義

Z世代とは、1995年から2010年までに生まれた世代を指します。(当社定義)
昨今、新しいトレンドや価値観は、Z世代を中心に急速に変化しており、この世代を無視することは、未来の市場を見過ごすことに等しいとも言えます。

本記事では、2023年Z世代トレンドの振り返りを通じて、Z世代から読み取れる新しい価値観の潮流をご理解いただける内容となっています。最後までぜひご覧ください。

Z世代トレンドグランプリとは

『Z世代SNSトレンドグランプリ2023』は、19歳〜23歳のZ世代400名を対象に、今年のSNSトレンドについて「インフルエンサー部門」「タレント部門」「コンテンツ部門」「スポット部門」「グルメ部門」の5部門に分けてアンケート調査を実施。その結果をランキング化しました。

※本調査の内容を利用する際は出展元がテテマーチ Z世代研究室「lookey(ルーキー)」である旨を明記くださいますようお願いいたします。

■調査概要
表題:Z世代SNSトレンドグランプリ2023
調査対象:19歳~23歳の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月17日〜2023年10月23日
調査人数:400名
調査エリア:全国

Z世代トレンド「インフルエンサー部門」

1位:ちょんまげ小僧

ちょんまげ小僧は、メンバー全員が中学生からなる6人組YouTubeグループですが、わずか1カ月でチャンネル登録者数は100万人を超えており、驚異的な人気を集めています。
「ひき肉です!」という挨拶が話題になっており、TikTokで目にした方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。中学生の飾らない日常や個性豊かなメンバーに釘付けになる視聴者が続出しています。また、中学生にもかかわらず、他のYouTuberと引けを取らない動画クオリティで、編集が上手すぎると話題になりました。

2位:のっく(犬系彼女)

のっくは、犬系彼女「ののち」と彼氏「りく」のカップルYouTuberです。
こちらのカップルYouTuberが載せた、UFOキャッチャーで目当ての商品が取れず「4000円も使っちゃった」と涙を流すTikTok動画が大バズりして話題になりました。「ごめぇんね」と謝る姿を真似するインフルエンサーや芸人も現れ、そのクオリティの高さがさらに話題を呼びました。

3位:とうあ

こちらは昨年から話題ではありましたが、ジェンダーレスなビジュアルや考え方、個性的なキャラクターを確立しており、10代を中心に絶大な人気を誇っているインフルエンサーです。
「おはようでやんす」という挨拶がバズり、持ち前の明るさとトーク力で視聴者を元気づけています。今年は、TGCなどのファッションショーに出演するなど、昨年を上回る勢いで人気を誇っており、ランクインしました。

Z世代トレンド「タレント部門」

1位:新しい学校のリーダーズ

新しい学校のリーダーズは、楽曲「オトナブルー」がTikTokでバズり、人気を集めました。
「個性と自由ではみ出していく」をコンセプトとした、中毒性のある歌やダンスにやみつきになる人が続出しています。「オトナブルー」の振り付けである、首を横にスライドさせる「#首飾りダンス」が話題となり、日本だけでなく、海外でもTikTokでダンス動画を投稿するファンが多く見受けられました。

2位:あの

タレントだけでなく、アーティストとしても幅広く活躍するあのちゃんが2位にランクインしました。
舌足らずなしゃべりや、一人称が「ボク」といったように、飾らない性格・不思議キャラが多くのZ世代から愛されています。性格やキャラクターとは裏腹に、歌が上手かったり、運動神経が良い等のギャップがバラエティで垣間見えたりするところも、あのちゃんの魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

3位:粗品(霜降り明星)

粗品は、お笑いコンビ「霜降り明星」のツッコミ担当として活躍する芸人です。
芸人・タレントのみならず、ボカロP、YouTuberとしてマルチに活躍しています。ギャンブル好きとしても知られており、競馬を予想する動画がYouTubeで特に人気のコンテンツとなっています。Instagramでは、アプリ内で撮影・選択した写真や動画に対して粗品のツッコミ「しょうもない人生」や「お前の事誰が好きなん?」のエフェクトを使ったストーリーズが流行しました。

Z世代トレンド「コンテンツ部門」

1位:BeReal

BeRealは、調査した際に集められた票数の中でも特に多くを占め、Z世代の“今年の顔”とも言えるアプリです。
1日1回、自分の日常を共有するSNSアプリで、通知が来るタイミングは毎日異なり、ユーザーは通知が来てから2分以内に撮影・投稿すると、友達の投稿を見ることができます。

従来のSNSであるXやInstagramが不特定多数の人と繋がるのに対し、BeRealは限られた親しい友人のみで、着飾らないリアルな自分を投稿するという点がZ世代に広く受け入れられています。

2位:ChatGPT

こちらはZ世代だけでなく、世の中全体のトレンドとも言えますが、Z世代にも広く浸透しているという点がポイントです。
皆さんもよくご存じだとは思いますが、ChatGPTは米OpenAI社がリリースした生成AIのサービス。Z世代の間では、学校の調べ物やレポート作成、また、アイデアに行き詰まった時の壁打ち相手として利用しているようです。

3位:推しの子

アニメの人気が高まる中、作品との親和性の高いアニメ主題歌YOASOBIの「アイドル」が、史上最速で再生回数1億回を突破するなど大ヒットとなりました。
TikTok上では、ファンがアニメのハイライトシーンの切り抜きや、主題歌に合わせたダンス、主人公「星野アイ」のコスプレなど、ファンが作品を様々な形で楽しんでいる様子が見受けられました。

Z世代トレンド「スポット部門」

1位:ハリーポッタースタジオツアー

ハリーポッタースタジオツアーは、精巧な映画のセットの中を歩きながら映画製作の裏側を体験できる屋内型エンターテインメント施設です。

こちらはZ世代に限らず話題になりましたが、SNSでは「#ハリーポッタースタジオツアー」を付けて投稿されたコンテンツがInstagramでは2.8万以上、TikTokでは720万回以上再生(23年11月時点)されています。
また、ハリーポッターのコスプレをした来場者も多く、特にZ世代の間では友達とのコスプレ写真をSNSにアップすることが一つの楽しみ方となっています。

@thearistobear

𝑆𝑡𝑢𝑑𝑖𝑜 𝑡𝑜𝑢𝑟 𝑝ℎ𝑜𝑡𝑜 𝑠𝑝𝑜𝑡𝑠♡⚯ ͛ 少しでも参考になれば嬉しいです🦇🕯 #harrypotter #studiotourtokyoudiotourtokyo #ハリーポッター #スタジオツアー #フォトスポット

♬ original sound – hi i’m zoë

2位:ジブリ展

こちらもZ世代に限らず話題になっています。
ジブリ作品の魅力を紹介する展覧会「金曜ロードショーとジブリ展」や「鈴木敏夫とジブリ展」が、日本各地で開催されました。

映画の世界に飛び込めるようなフォトスポットも登場し、まるで主人公のように撮影できる点が魅力です。TikTokでは「ジブリ展行ってきた」レポート、Instagramでは「○○近郊/△月行きたいイベント×選」などのコンテンツにジブリ展が紹介されるなど、バズっています。

3位:友達がやっているカフェ

“初対面だけど”友達のバイト先に遊びに行くような体験ができる「友達がやっているカフェ」です。
店員さんの演技やアドリブ力が非常に高く、来店者が自然体で楽しめるという点で、Z世代から支持されています。

また、「いつも飲んでるやつ」「大変そうだから簡単なので大丈夫だよ」といった、ユニークなメニュー名が様々なSNSでバズっていました。また、TikTokでは「#友達がやっているカフェ」の総視聴回数は3,290万回以上となっており、TikTok上半期トレンド大賞2023にもノミネートされています。

@tokai12666

今話題の”初対面”だけど「友達がやってるカフェ」に行ってみたwww #原宿 #友達がやってるカフェ #話題 #カフェ #渋谷

♬ オリジナル楽曲 – シャモジー – シャモジー

Z世代トレンド「グルメ部門」

1位:みそきん

YouTuberのヒカキンが自らプロデュースしたカップ麺&カップ飯「みそきん」は、ヒカキンが『重大発表』として1週間の休止を経てリリースをしたため、視聴者からは驚きの声が多く挙がりました。

発売と同時に人気を博し、売り切れが相次ぎましたが、これを受けヒカキン自身がお詫びの動画を公開したり、メルカリで高額転売されたりしたことで、さらに話題を呼びました。

2位:10円パン

こちらは2022年の冬ごろから流行っていましたが、10円硬貨の見た目で甘めの生地にチーズがたっぷり入っている韓国発のスイーツです。
大きな10円硬貨のフォルムと熱々の生地を割ったときに伸びるチーズがSNS映えすると話題になっていました。「ワンコイン(500円程度)で食べることができる」「食べ歩きができる」というようなサムネイルの投稿がSNSでは多く見られました。安くて経済的で効率の良いものを好むZ世代の傾向が、この10円パンの人気に表れています。

3位:シェイクうどん

讃岐うどん専門店「丸亀製麺」から発売された「シェイクうどん」。
その名の通り、打ち立てのうどんを“振って”味わえる商品として5月に発売され、非常に話題となりました。手軽に持ち運び、場所を選ばずに様々なフレーバーのうどんを味わうことができたり、値段も390円と非常にお手頃な価格であったりする点が、Z世代の間で話題になった理由だと考えられます。

2023年Z世代トレンドのキーワードは「素」

本記事では、各部門ごとにランキング形式でトレンドを紹介しました。これらのトレンドを振り返り、今年のトレンドの中心となったキーワードは、ズバリ「素」です。

ランクインしたコンテンツを見ると、共通して自分の「素」をさらけ出しやすくするものが流行しています。例えば、コンテンツ部門で1位のBeRealでは、洗練された「映え」から解放され、自分の「素」をありのままに投稿できるという体験がZ世代に刺さりました。また、インフルエンサー部門で3位の「とうあ」や、タレント部門で2位の「あの」のように、世間体を気にせずに自分の「素」をさらけ出している人たちも高い支持を得ています。

当社が出した2022年と2023年のトレンドグランプリを比較すると、今年は憧れよりも個性的で多様なものが支持されている印象があり、インフルエンサー部門では特にそれが顕著に表れています。また、グルメ部門でカップ麺、うどんなどがランクインしているように、スイーツが少なかったように感じます。映え文化が衰退しており、フォトジェニックが求められなくなっているという時代の流れの表れだと考えられます。

まとめ

本記事では、2023年Z世代トレンドランキングの振り返りと、トレンドの裏側について考察しました。自社の製品やサービスを開発、マーケティングする際には、ぜひ参考にしてみてください。

本記事に関連する資料も無料で配布しております。ご興味ある方はぜひ下記よりダウンロードください。

本資料では、5部門で行ったZ世代トレンドランキングと、
トレンドになったコンテンツから見える共通点や今後のプロモーションのあり方をまとめています。
Z世代マーケティング戦略を考えるヒントとしてぜひお役立てください。

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