Instagramのリポスト(再投稿) 機能を日本一わかりやすく解説する
Date : 2025/10/29
Instagramは2025年8月6日(米国時間)、他のアカウントの投稿を自分のフィードで再共有できる新機能「リポスト(再投稿)」を正式リリースしました。
これは企業のSNS担当者のInstagram活用に大きな影響を与えるアップデートです。
本記事では、このリポスト機能がリリースされた背景、具体的な仕様、Xの「リポスト」との違い、そして企業アカウントにおける活用方法まで詳しく解説します。
※タイトルにあるとおり「日本一わかりやすく」解説することを目指しておりますが、もしわかりづらい点や誤りなどがあれば、お手数ですが弊社お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
本記事に関連して、Podcastでもリポスト機能についてお話しています。
20分ほどで主要なポイントをおさえられるような内容になっているので、こちらもチェックしてみてください。
この記事の執筆者
清水優志(テテマーチ株式会社 / SNSマーケティングスペシャリスト)
2015年から企業のSNSマーケティングを支援し続けてきたテテマーチ株式会社で、SNSマーケティングに関する調査・研究を行なう「サキダチラボ」や、SNS分析ツールである「SINIS for Instagram」「SINIS for X」に参与する、SNSマーケティングのプロフェッショナル。これまで100社以上の企業のSNSアカウントをコンサルティングし、100,000アカウント以上のデータを分析してきた。ウェビナー登壇実績も多く、のべ動員数は5,000名以上。
目次
「リポスト(再投稿)」機能とは?
2025年8月6日にリリースされたInstagramのリポスト機能は、自分が見つけた公開アカウントの投稿(「フィード投稿」または「リール」)を”再投稿”し、自分のフォロワーのフィードにも表示させる機能です。

「この投稿、自分のフォロワーにもシェアしたい!」という投稿があったら、数タップの操作で、元の投稿をそのままフィードに再投稿できるのが特徴です。
これにより、今後はサードパーティ製のアプリを利用してリポストする必要がなくなります。
リポストした投稿は、自分のアカウントのプロフィール内にある「リポストタブ」内に一覧で表示されるため、例えば”お気に入り投稿集”を作成するために活用することも可能です。
また、リポストされた投稿に対してのリーチやエンゲージメントは、X同様にオリジナルの投稿に還元されます。そのため、企業アカウントにとっては「リーチやエンゲージメントを増やすための機能」という捉え方もできます。
X(旧Twitter)の「リポスト」との違いは?
「リポスト」というと、SNS担当者が真っ先に思い浮かべるのはX(旧Twitter)の「リポスト(リツイート)」機能でしょう。
同じ名称なので紛らわしいのですが、Instagramのリポスト機能は、Xの「リポスト」とは大きく異なるため注意が必要です。

① フォロワーのみに投稿が”おすすめ”される
Xでリポストした投稿はアルゴリズム上で高く評価され、リポストした人のフォロワー以外にも”おすすめ”されるようになります。
これにより、いわゆる”バズ”が起きやすくなる拡散性の高さがXの特徴です。
一方で、Instagramでリポストしても、投稿はリポストした人のフォロワーにしか”おすすめ”されません。
おそらく、リポストもInstagramにおけるレコメンドアルゴリズムのシグナル(評価要素)のひとつにはなるでしょうが、Xほど積極的にフォロワー以外に”おすすめ”されることはないと考えられます。
②「誰がリポストしたか」がより強調される
Xでは、リポストすると投稿の上部に「◯◯さんがリポスト」とテキストで表示されます。あくまでも投稿が目立ち、誰がリポストしたかは目立たないようなバランスになっています。
一方で、Instagramでは投稿の左下にリポストしたアカウントのアイコンとコメントがアニメーション付きで表示されます。まず「誰がリポストしたか?」に目が行き、そのうえで投稿の内容を確認する、という流れが想定されていると思われます。
Instagramはリポスト機能を「友人とのより良いつながりを助ける機能」としています。Instagramのリポスト機能の主な目的は「友人がおすすめするコンテンツを見つけやすくする」ことであり、コンテンツの拡散はあくまでも副次的な結果です。
このように、同じ「リポスト」という機能名であっても、その設計思想はXと大きく異なります。
③ リポストした投稿の一覧が表示される
先述のとおり、Instagramでリポストした投稿は「リポストタブ」に一覧表示されるようになります。リポストタブ内の投稿は、公開アカウントであればプロフィールから誰でも閲覧することができます。
Xでは特定のアカウントがリポストした投稿の一覧を見ることはできないため、これはInstagram独自の機能です。
従来の「保存」機能と異なり一般公開状態にできるため、一部のユーザーはリポスト機能を「自分のお気に入り投稿をキュレーションして紹介するための機能」として活用するでしょう。
これは企業アカウントも同様で、自社アカウントの投稿一覧だけでなく、リポスト投稿一覧も設計・編集するような運用が求められることになります。
なぜ今、リポスト機能がリリースされたのか?
Instagramではもう何年も前からリポスト機能が熱望されていました。
しかし、Instagramは(おそらくXとの差別化も念頭に置きつつ)プラットフォームの思想と相容れないと判断してきたためか、リリースを見送ってきました。
では、なぜ2025年8月6日というこのタイミングでリポスト機能はリリースされたのでしょうか。
Instagramの責任者が語る「リポスト機能が必要な理由」
Instagramの責任者であるアダム・モセリ氏は自身のInstagramアカウントの投稿で「Instagramで見るコンテンツの多くが、フォローしていないアカウントからの”おすすめ”によるものになっていた。リポストはこれをよりソーシャルに、フレンドリーに、変えるものだ。」と語っています。
つまり、わかりやすく言えば、従来のInstagramは「赤の他人に人気のコンテンツが”おすすめ”される」ようになりすぎてしまったので、「フォローしている人や友だちから”おすすめ”される」要素を追加した、ということです。

背景にあるのはフィード(タイムライン)の体験の悪化か
Instagramは2018年に、フィードに「コンテンツは以上です」というメッセージを表示する機能を、2020年にはその下に「おすすめ投稿」を表示する機能を、それぞれリリースしました。
しかし、ストーリーズやリールが人気になり、フィード投稿を活用するユーザーが減少すると、フォローしているアカウントの投稿が少ないため、すぐに「コンテンツは以上です」と表示されてしまう問題が発生していました。
その後に「おすすめ投稿」が表示されるものの、それはフォローしているアカウントの投稿ではありません。したがって、このままではユーザー同士のフィード内での交流が弱まってしまいます。
今回のアップデートは、そんなフィードでの体験の改善を目指したものだと思われます。
リポスト機能があれば、ユーザーは自分でコンテンツを作成しなくとも気軽に、擬似的にフィード投稿をすることができます。
これにより、フィードにはフォローしているアカウントによる(リポストを含めた)投稿が増え、フィードを閲覧するユーザーや、フィードでの交流も増加するでしょう。
Instagramのリポスト機能の詳細な仕様
ここからは、リポスト機能の詳細な仕様について解説します。
どうすればリポストできるのか?
- Instagramアプリを開く
- 再投稿するフィード投稿またはリール投稿の[再投稿]ボタンをタップする
- 再投稿にテキストを追加する場合には、フィード投稿またはリール投稿の左下にあるプロフィール写真をタップして、テキスト入力欄をタップする
- 再投稿時に表示したいテキストを入力する
- [保存]ボタンをタップする
Instagramが公式に操作マニュアルを公開しているので、必要に応じて参照してください。
どんな投稿をリポストできるのか?
リポストできる投稿は、公開アカウントのフィード投稿やリール動画(写真/カルーセル/動画のいずれもリポスト可)で、投稿者がリポストを許可しているものです。
リポスト許可はデフォルトでオンになっているので、公開アカウントの投稿の多くはリポスト可能だと考えてよいでしょう。
あなたがフォローしていないアカウントの投稿もリポストできます。
また、あなた自身の投稿もリポストできます。過去の投稿を再度フォロワーに表示したい場合などに活用するとよいでしょう。
タイアップ投稿や共同投稿(コラボ投稿)もリポスト可能です。
一方で、広告投稿はリポストできません。
リポスト投稿はどのように表示されるのか?
リポスト投稿は、通常のフィード投稿やリールとは明確に区別されます。
具体的には、投稿の左下にリポストした人のアイコンと、コメントや絵文字が表示されるようになります。

なお、2025年10月現在、Web版のInstagramではまだリポスト機能には対応していないようで、リポスト投稿の表示、投稿のリポスト数の表示、リポストタブの表示などは実装されていません。リポスト投稿はスマホアプリでしか見られないと考えてよいでしょう。
リポスト投稿は誰に表示されるのか?
リポストされた投稿は、リポストしたアカウントのフォロワーのフィードにのみ表示されます。
例えば、あなたがリポストした場合、あなたのアカウントをフォローしていないアカウントのフィードや発見タブにはリポスト投稿は表示されません。
もっとも、表示されないのは「リポスト投稿」であって、リポスト元になった投稿が表示される可能性はもちろんあります。
リポスト投稿に”コメント”をつけることはできるのか?
リポスト機能にはXの「引用リポスト」と似ている「考えを追加」という機能を利用して、簡単なコメントを付与することができます。
テキストや絵文字を添えてリポストすると、リポスト投稿のアイコン表示の上にそのコメントが表示されます。
もし自分がフォローしている複数人が同じ投稿をリポストしていた場合、リポスト投稿上に複数のアカウントのアイコンやコメントが表示されるため、「盛り上がっている」状態が可視化されます。
また、リポストタブ上にも、投稿ごとにリポスト時のコメントが表示されます。

リポストされた投稿のリーチやエンゲージメントはどうなるのか?
リポストされた投稿に対してのリーチやエンゲージメントは、X同様にオリジナルの投稿に還元されます。
リポストされるほど、リーチやエンゲージメントが増加することが期待できるため、企業アカウントは積極的にリポストされることを狙っていきたいですね。
ただし、オリジナルの投稿に対してのエンゲージメントなのか、それともリポストされた投稿に対してのエンゲージメントなのかは、2025年10月現在では区別できません。
リポストされたことはどうすればわかるのか?
リポストされると、誰がリポストしたかがInstagram内で通知されます。
また、投稿のインサイトで「リポスト数」を確認できるため、どれくらいリポストされたかを他の投稿と比較することもできます。
ただし、2025年10月現在、リポスト数を取得するAPIが公開されていないため、Instagramの公式のインサイト機能以外では、リポスト数を取得・分析することはできません。
リポストに対して「返信」するとどうなるのか?
リポストしたアカウントのアイコンをタップすると「◯◯さんに返信」という入力欄が表示されます。
ここにテキストを入力し送信すると、そのアカウントにDMで送られます。
リポストはユーザー同士がより気軽につながり合うための機能です。
リポスト投稿とDMがスムーズにつながることで、ユーザー同士のコミュニケーションはより活性化するでしょう。
リポストは取り消すことができるのか?
自分がしたリポスト投稿は、いつでも取り消すことが可能です。
リポストタブから取り消したい投稿のリポストアイコンを再度タップすることで、フィードやリポストタブからそのリポスト投稿を削除できます。
企業のSNS担当者が気になる!リポストのよくある疑問4選
リポストキャンペーンは実施可能なのか?
企業のSNS担当者が特に気になるのは「では、リポストキャンペーンは実施できるのか?」という点ですよね。
結論からいうと「リポストキャンペーンはできなくはない」というのが現状です。
現時点では、ある投稿をリポストしたユーザーのリストを取得できるAPIが提供されていません。そのため、たとえサードパーティ製のツールを利用しても、リポストキャンペーンの応募者リストを自動作成することはできないのです。
リポスト通知を確認し、手動でリストを作成するという方法もありますが、手作業だと工数もかさみますし、ミスも発生しやすくなります。
したがって、リポストキャンペーン自体はできなくはないのですが、手作業での応募者リスト作成のデメリットを理解したうえで実施可否を検討してください。
リポスト投稿は”拡散”されるのか?
上記のとおり、Instagramのリポスト投稿はXとは異なり、リポストした人のフォロワー以外にも”おすすめ”されるようなものではありません。
そのため、Xに比べれば”拡散”しづらい性質のものです。
ただし、「フォロワーのフォロワー」に連鎖的にリポストされていくことで、結果的にフォロワー以外のアカウントに投稿が届くことは期待できます。

リポストされることで”炎上”するリスクはあるのか?
リポストは基本的にはポジティブなシェアを想定した機能だと思われますが、ネガティブな投稿がリポストによって広まっていくリスクもゼロではありません。
例えば、フォロワーの多いユーザーが企業アカウントの投稿を批判的な立場でリポストすれば、そのフォロワーが二次的にリポストし、またそのフォロワーが… というような炎上も起きえます。
幸い、リポストされた場合には投稿者に対して通知されますので、もし炎上の火種になりそうなリポストがあった場合には、すぐに投稿削除や釈明、謝罪など、必要な対応を行いましょう。
テテマーチは「SNS炎上対策ガイドライン制作サービス」もご提供しております。

詳細は以下のページよりご確認ください。
https://tetemarche.co.jp/download/sns_guideline
リポストすることによる著作権侵害などのリスクはあるのか?
リポストは、Instagramが公式に用意した機能を利用して、リポスト許可を得ている投稿のみをシェアすることができる、という性質のものなので、基本的にはリポストすることで著作権や肖像権などを侵害するリスクはないといえるでしょう。
ただし、企業アカウントが一般ユーザーの投稿を無断でリポストすることに対して、反感を買ったり、商用利用に対して対価を求めるようなユーザーがいないとも限りません。
リポスト前にDMなどでリポスト許諾をとることでリスクを回避できるため、もし無理なく運用に組み込めるようであれば、許諾の取得を必須化しておきましょう。
企業アカウントは、リポストをどう活用すべきか -リポストされる編-
リポストされればリーチを増やせる
企業アカウントは、ユーザーに投稿をリポストしてもらうことでInstagram内での投稿のリーチを増やすことができるようになりました。
これまで、投稿のリーチを増やす方法は主に以下のようなものがありました。

・アルゴリズムによる”おすすめ”
- フィード(タイムライン)や発見タブ、リールタブでの”おすすめ”
- キーワード検索・ハッシュタグ検索の結果画面への表示
・ユーザーによる紹介
- 他のユーザーによるアカウントのメンションやタグ付け
- 他のユーザーによる投稿のシェア(ストーリーズ、DMなど)
- インフルエンサーなどとの共同投稿(コラボ投稿)
ここに、強力なリーチ獲得の手段としてリポストが追加されたことになります。
今後は「いかにアルゴリズムを攻略し”おすすめ”されるか」に加えて、「いかにフォロワーにリポストしてもらうか」が重要なInstagram活用のポイントになります。
リポストしてもらうための投稿設計のポイント
では、どのような投稿をすればリポストしてもらいやすくなるでしょうか。
これについては、旧Twitter社が2023年4月に公開した『#拡散の科学』を参考にするのがおすすめです。

本資料では、旧Twitter社が膨大な「バズ投稿」を分析し、どんな投稿が拡散されやすいのかを考察しています。公式に解説された極めて信頼性の高い情報であり、内容も極めて有益なものです。
この機会に、改めてチェックしてみましょう。
企業アカウントは、リポストをどう活用すべきか -リポストする編-
リポストすることでユーザーの投稿を活用する
自社アカウントの投稿をリポストしてもらうのはもちろん、企業アカウントが他のユーザーの投稿をリポストすることもできます。
例えば、ユーザーのUGC(User Generated Contents: クチコミのこと)をリポストして、自社の商品・サービスに関する第三者のクチコミを自然に紹介することができます。
また、クチコミのリポスト以外にも「グループ会社やスタッフの投稿をリポストする」「インフルエンサーとのタイアップ投稿をリポストする」「メディア掲載情報をリポストする」など、既にさまざまな活用事例が出てきています。
リポストすることでユーザーとコミュニケーションする
また、ユーザーは企業アカウントに自分の投稿をリポストされることで「認められた」「喜んでもらえた」と感じ、「また投稿しよう」と思ってくれる可能性もあります。
そのような好循環を生み出すためにも、リポストする際にはコメントをつけ(「考えを追加」し)、感謝を伝えたり、称賛したりすることで、コミュニケーションをとるようにするとよいでしょう。
また、リポストに対して「返信」し、DMでお礼のメッセージを送るとさらに関係性が深まります。
最近のアルゴリズムでは「DM送信(シェア)」がより高く評価されるような調整が加えられているため、DMでのやり取りが発生することは、アルゴリズム攻略上も有効です。
リポストすることで投稿をキュレーションし紹介する
リポストした投稿はリポストタブ内で一覧できますが、そこに有益な投稿が並んでいると、ユーザーはそれを情報収集に活用することができます。
また、ブランドの世界観を表現するようなセンスの良い投稿が並んでいれば、ユーザーは企業アカウントに対して好感を持つかもしれません。
このように、リポストタブはアカウントのキュレーション(情報収集・編集)能力が試されるものでもあります。
むやみにリポストするのではなく、リポストタブを充実させていくようなイメージでリポスト機能を活用することもまた、今後のInstagramアカウント運用の重要なポイントのひとつだといえるでしょう。
リポスト以外の機能との使い分け
Instagramには、リポスト以外にも様々な投稿シェアの機能があります。
リポストと比較するかたちで整理したので、どの機能をどの目的・用途で活用するべきか、改めて整理しておきましょう。
DMでの「シェア」
DMでのシェアは他のアカウントと1対1でコミュニケーションができる機能です。
フォロワー全員に向けて投稿をおすすめしたい場合にはリポストを、特定のアカウントにのみ投稿をおすすめしたい場合にはDMを、それぞれ利用しましょう。
ストーリーズへの「シェア」
ストーリーズで、フィード投稿やリールをシェアすることもできます。
ストーリーズへのシェアでは、他人の投稿はあくまでもサブの要素であり、メインの要素になるのはシェアをする人自身のリアクションやコメントです。
また、24時間で消えてしまう投稿のため、一時的なシェアのためにしか活用できません。
元の投稿そのものの価値を尊重し、投稿自体をそのままシェアしたいときにはリポストを利用するといいでしょう。逆に、自分のリアクションやコメントを前面に出したいときにはストーリーズでのシェアが有効です。
リールの「リミックス/シーケンス」
リールには、他人の動画と自分の動画を画面分割で統合できる「リミックス」や、他人の動画に自分の動画をつなげられる「シーケンス」といった編集手法があります。
元の投稿をそのままシェアしたければリポストを、自分のクリエイティビティにもとづいて編集・加工したい場合にはリミックスやシーケンスを選ぶとよいでしょう。

あとがき | リポストに求められる”キュレーション力”
これまではInstagramのアカウント運用というと、どんな投稿をどの面(フィード/ストーリーズ/リール/ライブなど)でどう発信するか?という、自社アカウントの投稿にばかり目が向けられてきました。
しかし、リポスト機能が登場したことで、自社アカウントの投稿に加えて他のアカウントの投稿をどう組み合わせて発信していくか、という”キュレーション力”が求められる時代に突入したといえます。
個人的には、ここ数年のInstagramは「アルゴリズムを攻略することでリーチを伸ばす」という側面ばかりが注目されすぎてきた印象があります。
リポスト機能の登場は、この傾向に一石を投じ、あらためて「フォロワーとの関係性について考え、それを深めていく」きっかけになるのではないでしょうか。
制作費などのコストをかけずに手軽に始められる機能でもあるので、企業アカウントでもまずは気軽に活用してみることをおすすめします!
本記事に関連して、Podcastでもリポスト機能についてお話しています。
20分ほどで主要なポイントをおさえられるような内容になっているので、こちらもチェックしてみてください。

