Instagramキャンペーン事例|3種類・15事例で学ぶ成功のコツ

Instagramキャンペーン事例|3種類・15事例で学ぶ成功のコツ

Date : 2024/03/28

本記事では、Instagramキャンペーンの種類別のメリットやデメリット、キャンペーンを実施する際の注意点を、事例と共にご紹介します。
戦略設計からコンテンツ制作、分析・改善までのフローもまとめているので、キャンペーンを検討中の方はぜひお役立てください。

この記事でわかること

  • Instagramキャンペーンで得られるメリット
  • Instagramキャンペーンの種類
  • 事例を通じた各キャンペーンの成功ポイント
  • Instagramキャンペーンの実施フロー

Instagramキャンペーンの実施フローを
より詳しくまとめた資料は下記からご覧いただけます。
お気軽にダウンロードくださいませ。


Instagramキャンペーンで得られるメリット

「『#○○』で投稿して豪華賞品をゲット」「フォロー&いいねで○○をプレゼント」といったInstagramキャンペーン。そのメリットはフォロワー獲得だけではありません。

商品・ブランド認知

Instagramはブランドの世界観を表現しやすかったり、ユーザーの気持ちを「気になる」から「購入したい」まで引き上げやすかったりと、企業にとってさまざまなメリットがあります。しかし、“拡散性”をあまり重視していないSNSであるため、通常の投稿だけだと潜在層へリーチすることは難しいでしょう。

その点、キャンペーンを実施すれば「#キャンペーン」や「#キャンペーン実施中」といった専用タグを通して多くのユーザーにリーチできます。
またコメントやいいねなど、既存フォロワーからのエンゲージメントも通常より集まりやすくなるため、アルゴリズム上、“質の高い投稿”と判断されリーチが伸びやすくなります。
結果として、自社商品やブランドの認知拡大につながるのです。

また、X(旧Twitter)のキャンペーンではありますがテテマーチが過去おこなった調査によると
「キャンペーンをきっかけにフォローしたユーザーの6割以上は、当選していなかった場合でもすぐにフォローを解除しない」、またキャンペーン参加後は「企業やブランドのことをより好きになった(28.6%)」とのデータも。

単に“商品・ブランド認知”が得られるだけでなく、“商品・ブランドを好意的に認知している人”を増やすことにつながるのです。

UGCの創出

UGC(※User Generated Contents:ユーザーによって生成されたコンテンツ)を創出できる点も、Instagramのキャンペーンの特徴です。

例えば「フォトコンテスト」や「ダンスチャレンジ」といった形式のキャンペーンであれば、クオリティの高い投稿が生まれやすいため、(キャンペーン上許可を受けた上で)ユーザー投稿をリポストする形でそのままアカウントのコンテンツとして活用できます。
企業側にとってコンテンツ制作のコスト削減になるとともに、“広告”を感じさせないためユーザーに情報が届きやすいという点もポイントです。

また、ユーザーの熱量が高いブランドであれば「この商品、私はこう使ってます!」「このブランドのここが良い!」といった、企業側が気づかなかった商品・ブランドの良い点を見出し、紹介してくれることも。

ユーザーとの対話

前述した「UGCの創出」にも関連する点ですが、商品への感想やブランドへの応援コメントの投稿、といったキャンペーンの応募形式をとる場合、「商品のここを改善してほしい!」「ブランドのここが好きです!」「もっとこういう商品を作ってほしい!」といった、普段なかなか表に出てこないユーザーの声を集められます。そこから着想を得て、新たな商品開発に活かすことも可能でしょう。

また、コメント形式のキャンペーンであればブランド側からも感謝のアクション(いいねやお礼コメント)を取りやすいため、ユーザーとの親密度を高めることもできます。

このように、Instagramキャンペーンにはさまざまなメリットがありますが、何を目的にキャンペーンを実施するかによって、得られる結果に差がつきます
「フォロワーが増えて終わり」「開催期間中に盛り上がって終わり」ではなく、メリットを最大限に活かした設計が重要です。

<関連記事>
インスタ運用代行ガイド|業務内容・費用・会社の選び方を解説
SNSキャンペーン事例15選|Instagram・X・TikTokの成功例・ポイント


Instagramを活用したキャンペーンの設計方法は下記よりご覧ください
参考:ブランド認知・UGC創出に貢献!Instagramキャンペーン支援サービス資料


Instagramでのキャンペーンは規約違反?

現在(2024年3月)Instagram(Meta社)が公開しているコミュニティガイドラインによると「「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください」との記載があります。

このことから、なんとなくInstagramのキャンペーン自体にグレーな印象を持ってしまっている人も少なくないでしょう。

しかし、実際のところInstagramでのキャンペーン実施は正当な行為と認められており、
また現金や現金同等物を賞品とした写真投稿キャンペーン自体は一切禁止していません。

コミュニティガイドラインのほかプロモーションガイドラインを確認すると「プロモーション(コンテスト、懸賞など)の案内や運営のためにInstagramを利用する場合」「プロモーションおよび提供される賞品や賞金に適用される規則や規制を遵守すること(登録、規制上必要な承認の取得など)」との記載があります。

つまり、禁止しているのは“「いいね!」やフォローの見返りとして「現金や現金同等物」を渡すこと”(例:フォローしてくれたら抽選でAmazonギフトをプレゼント)のみ。

「フォロワー限定!サンプル送付キャンペーン」や「欲しいコスメを選んでコメントした人の中から、抽選で○人にプレゼント」といった、「自社製品(or自社サービスに関連する他社商品)」「サンプル」などを渡す形のキャンペーンであれば、フォローやコメントが条件ではありますが、現在(2024年3月)問題なく実施が可能です。

もちろん、ガイドラインは頻繁に変更されるため、実施の際には最新の内容を確認する必要があります。
コミュニティガイドラインに「有意義で誠実なやり取りを大切にしてください」「スパムのない環境を維持しましょう」とあるように、あくまでもユーザーにとって心地良い企画・コミュニケーションを第一に考えた企画でキャンペーンに挑むことが何よりも大切です。

Instagramキャンペーンの種類

次に、Instagramで実施されている主なキャンペーンの種類と、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

①フォロー&いいねで応募するキャンペーン

「フォロー」「いいね」の、2タップの動作だけで応募が完了するというパターンです。
キャンペーンの中で最も参加ハードルが低いため、とにかくフォロワーを増やしたい・アカウントを盛り上げて軌道に乗せたいといった、アカウントの成長目的で実施されます。
企業としても、当選者は「いいね一覧」からランダムに選ぶだけであるため、キャンペーン管理が楽というメリットがあります。

<メリット>

  • 参加ハードルが低く、認知度が低くてもキャンペーン参加者数を多く獲得できる傾向にある

<デメリット>

  • 参加者ハードルが低い分、ブランドに対する熱量の低いユーザーや懸賞目的のユーザーの割合が多くなる傾向にある

「フォロー&いいね」Instagramキャンペーン事例をみる

②フォロー&コメントで応募するキャンペーン

指定された投稿にコメントを残すことで、応募が完了するというパターンです。
「コメント」という、やや踏み込んだアクションを要求する分、①の「フォロー&いいね」よりも若干参加ハードルを上げることができます。
コメント形式とはいえ、その方法はさまざま。指定された“絵文字1文字”のみのコメントでOK、といったものから感想コメントをお願いするものまで、キャンペーンによってハードルを調整することができます。

<メリット>

  • ブランドに対して熱量の高いユーザーに参加してもらえる傾向にある
  • 懸賞目的のユーザーが参加しづらい

<デメリット>

  • リアルな意見をコメントすることができるため、内容によってはネガティブなコメントが集まることもある

「フォロー&コメント」Instagramキャンペーン事例をみる

③フォロー&投稿で応募するキャンペーン

「#○○(指定のハッシュタグ)」やタグ付け、@メンションを付け、ユーザーが自らテーマに沿った投稿をすることで応募が完了するというパターンです。

投稿という手間がかかる分、他よりも応募ハードルは上がります。
しかしキャンペーンのメリット「②UGCの創出」で前述した通り、熱量の高いユーザーがいる場合は、ブランドの良さを自らの言葉で語る投稿をしてくれたり、影響力の高いユーザーの場合は、投稿を通して(ブランドアカウントの)フォロワー外のユーザーにも認知を拡大させてくれたりと、さまざまなメリットがあります。

<メリット>

  • UGCが生まれるため、外部リーチできる
  • (許可を得れば)ユーザー投稿をリポストする形でそのままアカウントのコンテンツとして活用できる
  • 懸賞目的のユーザーが参加しづらい
  • 自社サービス(商品)を体験してもらえる

<デメリット>

  • 参加ハードルが高く、ブランドの認知度によっては参加者数が獲得しづらい

「フォロー&投稿」Instagramキャンペーン事例をみる


Instagramを活用したキャンペーンの設計方法は下記よりご覧ください
参考:ブランド認知・UGC創出に貢献!Instagramキャンペーン支援サービス資料


Instagramキャンペーン事例15選

ここからは、企業のキャンペーン事例を種類別に紹介していきます。

「フォロー&いいね」Instagramキャンペーン事例

1.KOKUYO ME

作業用BGM 「#KOKUYOMEのある部屋」 公開記念キャンペーン

■キャンペーン概要
コクヨ株式会社
<条件>フォロー&いいね
※投稿している「#KOKUYOMEのある部屋」のリール1つ以上にコメントで当選確率UP
<賞品>ステッカー4色セット 100名様/文具セット 内5名様
<応募期間>2023年7月12日~2023年7月31日

■ここがポイント!
「関連リールにコメントすることで当選確率UP」と設定することで、動画を実際に視聴する動機付けができています。

2.ほっともっと【公式】

届いてびっくり!五感で楽しむ宝箱当たるキャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社プレナス
<条件>フォロー&いいね
※X、公式アプリでも同時応募可
<賞品>パナソニックビューティープレミアムギフト 10名様
<応募期間>2023年10月10日~2023年10月23日

■ここがポイント!
何が届くかわからないという不確定性と、「五感で楽しむ」というコピーがユーザーの興味を引いています。
また、Xや公式アプリなど媒体別で景品が異なる上、同時応募が可能な点も特徴です。

3.ロクシタン | L’OCCITANE en Provence

【Instagram限定】 ホリデーの新作フレグランスプレゼントキャンペーン

■キャンペーン概要
ロクシタンジャポン株式会社
<条件>フォロー&いいね
<賞品>ホリデーの新作フレグランス
「ローズヴァインピーチオードトワレ」 3名様
<応募期間>2023年11月1日~2023年11月30日

■ここがポイント!
あえて、フォロー&いいねという比較的参加ハードルの低いキャンペーンに設定することで、新作商品を気軽に試してもらうことができます。

4.カベーニ【公式】

【Instagram限定】 推し活応援キャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社ホームワーキングマザー
<条件>フォロー&いいね
※11月の他投稿に「いいね・コメント」で当選確率UP!
<賞品>カベーニPRO 2名様
<応募期間>2023年11月1日~2023年11月30日

■ここがポイント!
「推し活応援」というコピーによって、商品の使用イメージ・シチュエーションを具体的に想像させ、商品の魅力がより伝わりやすくなっています。
また、当選確率の条件を加えることでエンゲージメント率の向上、企業や商品・サービスへの関心を高めることができます。

5.キングジム

「テプラ」35周年記念 「テプラメジャー」プレゼントキャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社キングジム
<条件>フォロー&いいね
<賞品>【A賞】「テプラ」と「テプラメジャー」セット 5名様、【B賞】「テプラメジャー」 95名様
<応募期間>2023年11月17日~2023年11月24日

■ここがポイント!
35周年を記念したオリジナル商品を景品とすることで独自性と希少性UP。参加動機を高めています。既存のユーザーにとっては、コレクション価値も生まれています。


Instagramを活用したキャンペーンの設計方法は下記よりご覧ください
参考:ブランド認知・UGC創出に貢献!Instagramキャンペーン支援サービス資料


「フォロー&コメント」Instagramキャンペーン事例

1.ピエトロオフィシャル

ピエトロおじさんのバレンタイン 大喜利チャレンジキャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社ピエトロ
<条件>フォロー&“吹き出しに入るセリフ”をコメント
<賞品>ほぼ全商品が食べ比べできる豪華セット 1名様、ピエトロSNS担当おすすめ商品セット 5名様
<応募期間>2023年2月14日~2023年3月13日

■ここがポイント!
面白くて参加しやすいテーマ設計が親しみやすい雰囲気を作り出しています。
キャンペーン終了後には「大喜利結果発表」と題して、面白いコメントに対し企業側がツッコミを入れた投稿をアップ。継続的な関心・ユーザーとの関係構築に繋げています。

2.コアラマットレス

コアラに判決!New コアラマットレスプレゼントキャンペーン

■キャンペーン概要
Koala Sleep Japan 株式会社
<条件>フォロー&“#コアラは有罪 or #コアラは無罪”かをコメント
<賞品>New コアラマットレス 10名様
<応募期間>2023年3月13日~2023年3月26日

■ここがポイント!
マットレスを『事件な寝心地』とし、キャンペーン前の複数投稿から伏線が張られています。キャンペーンでは、コメントする内容をあらかじめ2択に絞っておくことで、ユーザーが気軽に応募しやすい工夫が施されています。

3.【公式】ミールキット宅配サービスのヨシケイ

新生活応援プレゼントキャンペーン

■キャンペーン概要
ヨシケイ開発株式会社
<条件>フォロー&“新生活にあわせてほしいもの”をコメント
<賞品>「願い事を叶えます」 3名様
※以下のリアクションで当選確率アップ
・キャンペーン投稿:Instagramにてシェア・コメント
・期間中の通常投稿:Instagramにていいね・シェア・コメント
<応募期間>2023年3月17日~2023年3月26日

■ここがポイント!
“新生活にあわせてほしいもの”は、ユーザーが共感しやすい上、直接的な利益が生まれるため、ポジティブな印象を与えています。

4.IPSA Japan

夏の肌に届くAQUAキャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社イプサ
<条件>フォロー&“💙”でコメント
<賞品>薬用化粧水 イプサ ザ・タイムRアクア 10名様
<応募期間>2023年5月25日~2023年5月31日

■ここがポイント!
テキストでのコメントではなく、“💙”という絵文字でのコメントを指定することで、参加ハードルを下げることに成功しています。
また、他のキャンペーンの条件も“💙”で統一されていることからブランドイメージも保たれています。

5.初音ミク 公式

初音ミク「マジカルミライ 2023」開催キャンペーン

■キャンペーン概要
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
<条件>フォロー&“マジカルミライ 2023の感想やピアプロキャラクターズへの応援”コメント
<賞品>ピアプロキャラクターズのグッズ 5名様
<応募期間>2023年8月8日~2023年9月3日

■ここがポイント!
イベントの感想や応援コメントを条件とすることで、イベント全体に対するエンゲージメントが促進されます。
また、評価を直接知ることができるため、ポジティブな評価は今後のプロモーションに活かすことができるでしょう。


Instagramを活用したキャンペーンの設計方法は下記よりご覧ください
参考:ブランド認知・UGC創出に貢献!Instagramキャンペーン支援サービス資料


「フォロー&投稿」Instagramキャンペーン事例

1.BRUNO ブルーノ

2月2日は「ホットプレートごはんの日」 ご当地ホットプレートキャンペーン

■キャンペーン概要
ブルーノ株式会社
<条件>フォロー&“#ご当地ブルーノキャンペーン”をつけてBRUNOホットプレートで作ったご当地レシピの写真を投稿
<賞品>①豪華アイテム ②当選レシピレシピブック化 30名様
<応募期間>2023年2月1日~2023年2月28日

■ここがポイント!
ご当地レシピはユーザーそれぞれの地域性や個性を反映しやすく、キャンペーンに対する興味を深めています。
また、レシピブック化は、キャンペーン参加のモチベーション向上に繋がっています。

2.Gong cha(貢茶 / ゴンチャ)

7/21限定 2,000店舗目オープン記念 「約1年分のゴンチャが届く」キャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社ゴンチャ ジャパン
<条件>フォロー&“ゴンチャのドリンクまたはゴンチャのドリンクと一緒に”写真を撮る
<賞品>ゴンチャ1年分(52杯分)のドリンクチケット 3名様
<応募期間>2023年7月21日 8:00~19:00

■ここがポイント!
ストーリーズでの投稿も対象となっており、フィードでの投稿に比べ参加ハードルが低いといえます。また、当日限定とすることで一層強く購入を促しています。

3.ミスタードーナツ

推しド総選挙2023 キャンペーン

■キャンペーン概要
株式会社ダスキン
<条件>フォロー&“#推しド総選挙2023”と“#チーム○○”、2つのハッシュタグをつけて投稿
<賞品>ミスタードーナツギフトチケット500円分 100名様
<応募期間>2023年9月13日~2023年10月23日

■ここがポイント!
#チーム○○というハッシュタグで、ユーザー同士の連帯感を生んでいます。この連帯感によって、同じチームの中で共感や協力の意識を高め、より活発なUGCの創出を期待することができます。

4.BARTH|バース公式

ただいま泥睡中 寝顔写真募集キャンペーン

■キャンペーン概要
アース製薬株式会社
<条件>フォロー&寝顔の写真を撮影、“#ただいま泥睡中”をつけて寝顔の写真を投稿
<賞品>寝顔写真が新宿の大きな広告になるかも!?
<応募期間>2023年10月9日~2023年10月15日

■ここがポイント!
「寝顔写真が大きな広告に」といった変わった景品のユニークさで、ユーザーの注目を集めています。自身の子供や愛犬の寝顔などを撮影したUGCが多数創出されています。

5.Panasonic Japan(パナソニック公式)

教えて!推しパナソニック家電、欲しいパナソニック家電キャンペーン

■キャンペーン概要
パナソニック株式会社
<条件>フォロー&“#パナソニックと暮らすキャンペーン参加中”をつけて投稿、または“欲しい家電”をコメント
<賞品>レイアウトフリーテレビ(TH-43LF1) 1名様
<応募期間>2023年11月6日~2023年11月19日

■ここがポイント!
推し家電のUGCを多数発生させることで自社商品の認知拡大を狙っています。
コメントでは、欲しいパナソニック家電を記入してもらうことで顧客のニーズを把握することができます。


Instagramを活用したキャンペーンの設計方法は下記よりご覧ください
参考:ブランド認知・UGC創出に貢献!Instagramキャンペーン支援サービス資料


InstagramキャンペーンにおけるSNS投稿|戦略設計~発信の流れ

テテマーチでは、Instagramキャンペーンを以下の「戦略設計」「施策計画・コンテンツ制作」「分析・改善」の流れでおこなっています。

<関連記事>
インスタ運用代行ガイド|業務内容・費用・会社の選び方を解説

戦略設計

Instagramキャンペーンでは「投稿のエンゲージメント」「自社サイトへの流入」「商品やサービスの購入」などといった目標設定を予めおこなってから企画・実施を開始するのが、成功のためのポイントといえます。

「商品・サービス認知で、とりあえずキャンペーンをやる」などといった、目標がない状態で始めるキャンペーン企画は成功しづらいため、定量的に進捗を把握していきましょう。

まずは、そもそもInstagramキャンペーンで成し遂げたい目的を整理します。
「アピールしたいもの」「キャンペーン開催目的」「商品・サービスシェア率」「既出UGC有無」などが整理する課題となります。

また、インセンティブを検討する際には、上記で整理した目的からユーザーの「参加数」や「ブランドへの熱量」を考え、自社商品がよいのか、他社商品がよいのか、そのうえで消費が限定的なもののほうが良いかなど、成し遂げたい目的に合わせて効果的なインセンティブを選定します。
例えば「ブランド熱量はそこまで高くない、幅広いユーザー」に向けたキャンペーンなのであれば、消費が限定的でなく、大多数の人が使えるギフトカードなどを付与したほうがユーザーにとって魅力的であるといえるでしょう。

施策計画・コンテンツ制作

上記の企画をもとに、フェーズごとに、誰に向けて情報を発信するのかというターゲットユーザーの設定、SNSマーケティングにおいて追うべき指標である主要KPIなどを定めたロードマップを設計し、キャンペーンの目的と期限を明確にします。

続いて、目的に応じて適したキャンペーンを選定します。
前述した通り、主要なものには「フォロー&いいね」「フォロー&コメント」「フォロー&投稿」があります。

例えば「フォロー&投稿」の場合、特定のテーマに対するUGCが生まれるため、ブランドの認知向上・話題化を狙える一方で、参加ハードルが高く、ブランドの認知度によっては参加者数が獲得しづらいといったデメリットもあります。

このような各投稿種別のメリット・デメリットを踏まえた企画をし、具体的な発信内容を検討し、コンテンツを作成。時期を合わせたスケジューリングをおこなえれば、集客効果やブランド認知度の拡大、ファンとの交流が見込めます。

分析・改善

戦略設計、計画に基づいたキャンペーンの実施後は効果検証をおこない、課題点や今後キャンペーンを実施する場合の改善点を考えることが必要です。

例えば、弊社では下記のような指標を検証し、施策の振り返りをおこなっています。

・理想値・目標値
フォロワー推移
・コメント内容/UGC
・広告配信結果

Cost、IMP、CPM、Click、CTR、CPC
・コメント収集
いいね数、コメント件数、コメント率

まとめ

本記事では、Instagramキャンペーンの代表的な3つの種類やメリット、企業事例に基づいた実施ポイントをお伝えしました。
事例から成功のコツをしっかりと押さえ、より魅力的なキャンペーンをするためにも、現在Instagramキャンペーンを検討している方・キャンペーンは実施しているものの、成果に伸び悩みを感じている方は、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

またテテマーチは、2015年の創業以来700社以上のSNS運用支援で培った企画力が武器です。
データと企画力を活かしたアカウント運用支援をすることで、知見のない状態でのやみくもなSNSマーケティング施策ではなく、着実に成果へ繋げていきます。

本記事に関連する資料を無料で配布しております。
ご興味のある方はぜひ、下記よりダウンロードしてご覧ください。

Share on

コラム一覧に戻る

動画でSNSを学ぶ

募集中のイベント情報