公益社団法人北海道観光機構 / Instagram運用支援
Client
公益社団法人北海道観光機構
Support
Launch
2025年6月
Detail
背景・目的
北海道観光機構がInstagram運用を見直した背景には、来道者の増加を目的に、Instagramを活用して来道のきっかけを創出するという明確な狙いがありました。
その目的達成のためには以下のような課題がありました。
- 投稿内容によって成果(閲覧数・保存数・エンゲージメント数)にばらつきがあり、投稿ごとの安定した成果が得られていない
- 「カルチャー」や「地域文化」など、いわゆる“映えにくい”投稿がアルゴリズム上で不利になりやすい
- 投稿の初動リーチが北海道外のユーザー中心で、フォロワー定着化が進まない
- 旅行検討のどの段階にいるユーザー向けの発信かが曖昧で、来道意向フェーズごとの最適化ができていない
これらを踏まえ、「北海道に行きたくなるきっかけを生み出す」ことを目標に、公式アカウント(@goodday_hokkaido)の発信方針を再構築しました。
施策の内容
支援を始めるにあたり、過去半年の投稿実績データを分析し、ユーザーの旅行検討フェーズに合わせたコンテンツ設計と投稿フォーマットの再構築を実施しました。
① フィード・リール投稿
ユーザーの「来道意向フェーズ」に応じて、3段階の発信軸を設定。
旅行検討段階ごとに最適なテーマ・表現・評価指標を定めることで、アカウントの定着化を図りました。
- 潜在ニーズ:映像として“映える”情緒的なリール投稿
- 準顕在ニーズ:エリアの魅力が一目でわかる投稿
- 顕在ニーズ:旅行プランの参考になる投稿
情報収集から旅行計画までの各フェーズでユーザーの関心を捉える発信を実現しました。
②SNS運用勉強会の実施
戦略設計に基づく運用を継続・定着させるため、SNS担当者向けにSNS運用勉強会を開催しました。
- 投稿設計・分析の基本や、アルゴリズム理解を含めた実践的なノウハウを共有
- リール制作のポイントやエンゲージメント最大化の工夫をワークショップ形式で解説
- チーム内での共通言語化と運用スキルの底上げを図ることで、戦略の再現性を高めた
この取り組みにより、担当者が自走して投稿改善・効果検証を行える体制を構築しました。
結果
KPIとして設定した指標すべてにおいて、大幅達成という好結果を記録。
- フォロワー数:+4,000人増の目標に対し、11月時点で+8,837人と大きく達成
- 閲覧数:目標の約9.5倍
- エンゲージメント率:目標の約1.5倍
- 保存数:目標の約3倍
分析に基づいたフェーズ別戦略とコンテンツ再設計により、フォロワー増加とエンゲージメント率の向上を同時に実現しました。「北海道旅行を検討するユーザーにとって信頼できる情報源」としてのブランドポジションを確立し、アカウントの存在価値を高めることに成功。
さらに、SNS運用勉強会を通じて担当者のスキル定着と社内理解を促進し、長期的に持続可能なSNS運用体制を確立しました。
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